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最終更新日 2026年09月16日
「フィリピンでボランティアをしながら英語も学びたい。でも、結局いくらかかるのかが分からない」——費用の全体像が見えないと、家族への相談も貯金計画も進められません。
この記事では、フィリピンのボランティア留学にかかる費用を1週間・2週間・1ヶ月・3ヶ月の期間別に、日本払いと現地払いへ分けて公開します。読み終えたときには「自分の予算で行けるかどうか」がはっきり判断できる状態になります。
この記事の結論(先に要点だけ)
- 総額の目安は1週間で15万〜25万円、1ヶ月で30万〜48万円、3ヶ月で60万〜100万円(航空券・保険込み)
- 費用の約6〜7割は「授業料+滞在費(寮費・食費)」が占める
- SSP・ビザ延長・教材費・電気代など現地払いだけで3万〜8万円かかるため、日本払いの金額だけで判断すると足が出る
- ボランティア留学は「無料」ではない。運営費・受け入れ先への支援金・移動費が参加費に含まれるのが一般的
- セブ島よりバコロドなどの地方都市のほうが生活費が抑えられるため、同じ期間でも総額が下がりやすい
- オフシーズン・多人数部屋・長期割引・早期申込の4点を押さえるだけで、3〜10万円ほど圧縮できる
この記事について
この記事は、フィリピン・バコロドでフィリピン政府認定の語学学校を運営し、これまで500名以上の日本人留学生をサポートしてきたActi-LABO編集部が作成しています。費用の目安は一般的な語学学校+ボランティアの相場で、ビザ延長やSSPなどの手数料は現地の最新の公開情報、奨学金・教育ローンは文部科学省・JASSO・日本政策金融公庫などの公開情報で確認しました。金額は時期・為替・学校や団体によって変わるため、参考にした情報源は記事末尾にまとめています。
目次
フィリピンのボランティア留学の費用は総額いくら?期間別の目安
まず全体像です。ここでの「総額」は、日本を出発して帰国するまでに必要なすべての支出(授業料・滞在費・航空券・保険・現地費用・お小遣い)を含んだ金額です。語学学校に併設されたボランティアプログラムに参加する、もっとも一般的なケースを想定しています。
| 期間 | 総額の目安 | うち日本払い | うち現地払い | 航空券・保険 |
|---|---|---|---|---|
| 1週間 | 15万〜25万円 | 6万〜9万円 | 2万〜4万円 | 7万〜9万円 |
| 2週間 | 18万〜30万円 | 10万〜15万円 | 2万〜5万円 | 7万〜9万円 |
| 1ヶ月(4週間) | 30万〜48万円 | 18万〜28万円 | 4万〜8万円 | 8万〜10万円 |
| 3ヶ月(12週間) | 60万〜100万円 | 50万〜72万円 | 10万〜18万円 | 9万〜11万円 |
※為替は1ペソ=約2.6円で概算。学校・部屋タイプ・渡航時期により変動するため、最終的な金額は必ず見積書で確認してください。
1週間のボランティア留学:15万〜25万円
連休や有給を使った超短期プランです。授業+週2〜3回のボランティア活動という構成が多く、航空券が総額の約半分を占めるのが特徴。滞在が短いほど「航空券の重み」が大きくなるため、コスパで言えば決して良くはありません。
それでも1週間を選ぶ価値があるのは、「まず現地を見てみたい」「長期留学の前に相性を確かめたい」というお試し目的の場合です。
2週間のボランティア留学:18万〜30万円
大学生の春休み・夏休みでもっとも選ばれやすい期間です。1週間と比べて総額は3万〜5万円ほどしか増えないのに滞在日数は倍になるため、費用対効果は一気に改善します。
2週間あれば、現地の子どもたちや受け入れ先との関係も少しずつ築けます。「顔を覚えてもらえるかどうか」の分岐点が、おおよそ2週目です。
1ヶ月のボランティア留学:30万〜48万円
もっともバランスが良い期間です。英語力の変化を体感できるのは平均して3〜4週目以降と言われるため、「英語も伸ばしたい」なら最低1ヶ月を確保したいところ。
また1ヶ月を超えるとビザ延長費用が発生する点に注意が必要です(後述)。ちょうど4週間で帰国する日程なら、この費用を回避できるケースもあります。
3ヶ月のボランティア留学:60万〜100万円
休学や転職の合間を活かした本格的な滞在です。長期割引が効くため1週間あたりの単価はもっとも安くなりますが、59日以上の滞在では(2回目の延長時に)ACR I-Card(外国人登録証)の取得費用が加わります。
ボランティアの成果という観点では、3ヶ月あれば「手伝う側」から「任される側」へ変わります。就職活動でエピソードとして語るなら、この期間が最も内容の厚みが出ます。
項目別に見る総額シミュレーション(1週間・2週間・4週間・12週間)
期間別の総額を、項目ごとに分けて見てみましょう。どの項目が期間に比例して増え、どの項目がほぼ固定なのかが分かると、「あと1週間延ばすといくら増えるか」を自分で計算できるようになります。
| 項目 | 1週間 | 2週間 | 4週間 | 12週間(参考) |
|---|---|---|---|---|
| 授業料+滞在費+食費 | 6万〜10万円 | 10万〜18万円 | 18万〜30万円 | 40万〜65万円 |
| 往復航空券 | 5万〜10万円 | 5万〜10万円 | 5万〜10万円 | 5万〜10万円 |
| 海外旅行保険 | 4,000〜8,000円 | 6,000〜1.2万円 | 1.2万〜2.5万円 | 3万〜5万円 |
| SSP・ビザ延長など現地で必須の費用 | 2万〜3万円 | 2万〜3万円 | 2万〜3万円 | 6万〜8万円 |
| 現地生活費(お小遣い) | 1万〜2万円 | 1.5万〜3万円 | 3万〜5万円 | 6万〜10万円 |
| 総額 | 15万〜25万円 | 18万〜30万円 | 30万〜48万円 | 60万〜100万円 |
※一般的な語学学校+ボランティアの相場としての目安です(1ペソ=約2.6円で換算)。12週間は長期割引を反映した参考値で、30日を超える滞在で必要になるビザ延長費とACR I-Cardを含めています。金額は時期・為替・学校や団体によって変わるため、最新の募集要項と見積書で確認してください。Acti-LABOの料金は無料カウンセリングでご案内しています。
表から分かるとおり、往復航空券とSSPはほぼ期間に関係なくかかる「固定費」です。1週間では総額の半分近くを固定費が占めますが、4週間では3割ほどまで下がります。「短期ほど割高、長期ほど1週間あたりが安い」と言われるのはこのためです。
同じ期間でも総額が上下する5つの要因
表の幅(たとえば4週間で30万〜48万円)は、主に次の5つで決まります。見積もりを取る前に、自分がどちらに寄りそうかを考えておくと予算を立てやすくなります。
- 部屋のタイプ:1人部屋か相部屋かで、4週間でも数万円の差が出ます
- 渡航する時期:春休み・夏休み・年末年始は航空券が上がりやすく、学校によっては繁忙期料金があります
- 授業のコマ数とボランティアの回数:マンツーマンのコマ数や、活動日数が多いプランほど高くなります
- 滞在日数が30日・59日を超えるか:超えるとビザ延長費やACR I-Cardが加わります(滞在日数別の早見表)
- 滞在する都市:観光地より地方都市のほうが生活費を抑えやすい傾向です(セブ島と地方都市の比較)
期間別・ほかの国の費用もあわせて確認
費用の内訳|日本払いと現地払いを分けて理解する
フィリピン留学の費用でつまずく最大の原因は、「日本で払う金額」と「現地で払う金額」が分かれていることです。パンフレットに大きく載っているのは日本払いの金額だけ、というケースが少なくありません。
日本払いに含まれる費用
申し込み時に日本の口座へ振り込む部分です。これがいわゆる「プログラム費用」にあたります。
| 項目 | 1ヶ月の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 入学金・登録料 | 1.5万〜2.5万円 | 一度きり。期間に関係なく発生 |
| 授業料 | 10万〜16万円 | マンツーマン中心のコマ数で変動 |
| 滞在費(寮費) | 授業料に含む場合が多い | 1人部屋ほど高く、多人数部屋ほど安い |
| 食費(1日3食) | 授業料に含む場合が多い | 平日のみ提供の学校もあるため要確認 |
| ボランティア参加費 | 1万〜4万円 | 受け入れ先への支援金・移動費・引率費 |
現地払いで必要になる費用
ここが見落とされやすい部分です。到着後にペソの現金で支払うものが中心で、合計すると1ヶ月で4万〜8万円になります。
| 項目 | 金額の目安 | 発生条件 |
|---|---|---|
| SSP(就学許可証) | 約7,800〜1万ペソ(2025年7月改定後、学校の手数料込み) | 語学学校で学ぶ全員に必須 |
| ビザ延長費用 | 約5,100ペソ+代行手数料 | 30日を超えて滞在する場合 |
| ACR I-Card | 約4,500〜5,000ペソ | 59日以上滞在する場合(2回目の延長時) |
| 教材費 | 約1,500〜3,000ペソ | コース・レベルにより変動 |
| 電気・水道代 | 約1,000〜3,000ペソ/月 | エアコン使用量に比例 |
| 空港ピックアップ | 無料〜2,500ペソ | 指定日到着なら無料の学校も多い |
| 寮のデポジット | 約2,000〜3,000ペソ | 破損がなければ退寮時に返金 |
見積もりを取るときの必須確認事項
- 現地払いの合計はいくらか(項目ごとの一覧をもらう)
- 食事は週何回・1日何食の提供か
- ボランティア先までの交通費は参加費に含まれるか
- 土日の食事・洗濯・清掃サービスの有無
渡航費・保険など別途かかる費用
学校の見積書には基本的に含まれない、自分で手配する部分です。
- 往復航空券:5万〜10万円(LCC利用・早期予約で下限に近づく)
- 海外旅行保険:1週間で3,000〜6,000円、1ヶ月で1万〜1.5万円、3ヶ月で3万〜4万円
- パスポート新規取得:11,000〜16,000円(有効な場合は不要)
- 現地でのお小遣い:月2万〜4万円(外食・週末の外出・通信費・お土産)
- スーツケース・変換プラグ・常備薬など準備費:1万〜3万円
滞在日数で変わる現地払い|SSP・ビザ延長・ACR I-Cardの早見表
現地払いのうち金額が大きいのは、入国管理局などに納める手数料です。どれが必要になるかは滞在日数でほぼ決まります。日本国籍の人は観光などの目的ならビザなしで30日まで滞在でき、それを超えるときは現地で滞在延長の手続きをします。語学学校で授業を受ける人は、滞在日数にかかわらずSSP(特別就学許可証)が必要です。
| 滞在日数 | 必要になる主な手続き | 金額の目安 |
|---|---|---|
| 30日以内(1〜4週間) | SSP(語学学校で学ぶ全員) | 約7,800〜1.2万ペソ(約2万〜3万円前後)。SSP E-Cardや学校の代行手数料を含めて案内されることが多い |
| 31〜59日(5〜8週間) | SSP+1回目の滞在延長 | 1回目の延長は約5,100ペソ+学校の代行手数料(約1.4万〜1.6万円) |
| 60日以上(9週間〜) | SSP+2回目以降の滞在延長+ACR I-Card(外国人登録証) | 2回目の延長は約6,400ペソ、ACR I-Cardは約4,500〜5,000ペソ(あわせて約3万円前後、代行手数料は別)。3回目以降は30日ごとに約4,400ペソ |
※フィリピン入国管理局の手数料は2025年に改定があり、情報源によって金額に幅があります。多くの語学学校が手続きを代行し、代行手数料が加わる場合もあります。最新の金額は学校・団体の見積書で確認してください。入国の条件も変わることがあるため、出発前に大使館や航空会社の最新情報もあわせて確認しましょう。
日程を組むときのポイント
- 4週間(28日)で帰国する日程なら、ビザ延長費はかからないのが一般的です
- 30日を少しだけ超える日程は、延長費がかかるわりに滞在はほとんど延びません。「28日以内に収める」か「5週間以上にする」かで考えると無駄が出にくくなります
- ビザなしで入国する場合、30日以内に出国する航空券の提示を求められることがあります。30日を超えて滞在する予定の人は、航空券の取り方を学校や航空会社に事前に確認しておきましょう
現地払いに備えるペソ現金の用意と両替のコツ
SSPや延長費の支払いは、ペソの現金を求められることが多い費用です。到着してから慌てないよう、次の順番で準備しておきましょう。
- 学校に「いつ・いくら・現金かカードか」を聞く:到着後すぐに必要な金額が分かれば、持っていく現金の量を決められます
- 日本での両替は最低限に:日本の空港や銀行はレートが不利になりやすい傾向があります。到着日の移動や食事に使う分だけにして、残りは現地で両替する人が多いです
- 海外で使えるデビットカード・キャッシュカードを1枚:現地ATMでペソを引き出せます。ATMの利用料とカード会社の手数料が両方かかる場合があるので、引き出しはまとめて行うのがおすすめです
- クレジットカードは予備として:カード払いには海外事務手数料がかかるほか、万一のときの医療費の支払いにも使えるよう、限度額に余裕を残しておきましょう
見積書の読み方|「含まれるもの・含まれないもの」を参加形態別に比較
フィリピンのボランティア留学は、主催者のタイプによって料金に含まれる範囲が大きく違います。表示価格が安いほうが、総額でも安いとは限りません。まずは自分が検討しているプログラムがどのタイプかを確認し、含まれないものを足して比べましょう。
| 項目 | 語学学校+ボランティア型 | NGO・NPOのワークキャンプ/スタディツアー型 | 旅行会社・エージェントのパッケージ型 |
|---|---|---|---|
| 英語の授業料 | ◯ 含む | × なし(事前研修のみの場合も) | △ 語学研修付きなら含む |
| 宿泊費 | ◯ 寮費として含む | ◯ 含む(相部屋・ホームステイなど) | ◯ 含む |
| 食事 | ◯ 1日3食が多い(土日なしの学校も) | △ 一部のみのことが多い | △ プランによる |
| 空港送迎 | △ 指定日の到着なら含む学校が多い | △ 集合場所までは自己手配のことも | ◯ 含むことが多い |
| ボランティア参加費・活動先への交通費 | △ 数百ペソ程度の別料金のことも | ◯ 含む | ◯ 含む |
| 往復航空券 | × 含まない | × 含まないことが多い | △ 含むプランもある |
| 海外旅行保険 | × 含まない | △ 加入必須で別料金が多い | △ プランによる |
| SSP・滞在延長の費用 | × 現地払い | - 授業を受けないなら不要なことが多い(要確認) | △ 語学研修があれば必要 |
| 光熱費・教材費・寮のデポジット | × 現地払いが多い | - 通常は発生しにくい | △ プランによる |
※◯=含むことが多い、△=プランや団体による、×=含まないことが多い。一般的な傾向をまとめたもので、実際の範囲は必ず個別の見積書・募集要項で確認してください。
語学学校型は授業・寮・食事がひとまとめで、現地払いが別に乗る形。NGO・NPO型は参加費に活動と宿泊が含まれる一方で、英語の授業はありません。パッケージ型は航空券や保険まで含むこともあり、表示価格は高く見えても総額では差が小さい、ということがよくあります。
見積もりを「総額」にそろえて比べる3ステップ
- ステップ1:含まれない項目を書き出す:上の表を見ながら、航空券・保険・現地払い・お小遣いのうち、見積もりに入っていないものに印をつけます
- ステップ2:相場で足す:項目別の総額シミュレーションの金額を使って、印をつけた項目を足し、総額を出します
- ステップ3:条件をそろえる:部屋のタイプ・食事の回数・授業のコマ数・ボランティアの日数をそろえたうえで、1週間あたりの金額に割って比べます
計算例:表示価格が安いほうが総額も安いとは限らない(架空のプランによる例)
- プランA(4週間・22万円/授業・寮・食事込み、航空券・保険・現地払いは別):22万+航空券7万+保険1.5万+現地払い2.5万+お小遣い4万=約37万円
- プランB(4週間・28万円/航空券・保険込み、現地払いは別):28万+現地払い2.5万+お小遣い4万=約34.5万円
- 表示価格ではAのほうが6万円安いのに、総額ではBのほうが2.5万円ほど安くなります
安く見える見積もりで見落としやすい項目
- 光熱費が「使った分だけ」の従量制で、エアコンを使うと月に数千ペソかかる
- SSPや延長費が「別途」とだけ書かれていて、金額が載っていない
- 空港送迎が指定日・指定時間以外は有料になる
- 見積もりが円建てか、ペソ・ドル建てか(外貨建てなら支払い時の為替で金額が変わる)
- 寮のデポジットが返金される条件と、返金の方法(現金か振込か)
予算別|20万・30万・50万・100万円でできるボランティア留学
「いくらかかるか」の次に多いのが、「手元の予算で何ができるか」という疑問です。項目別の総額シミュレーションから逆算すると、予算ごとに選べる期間と過ごし方の目安は次のようになります。
| 予算(総額) | 目安の期間 | できること・過ごし方 | 予算内に収めるポイント |
|---|---|---|---|
| 20万円 | 1週間(余裕あり)〜2週間(条件次第) | 現地の暮らしとボランティア活動を体験し、自分に合うかを確かめる | 2週間にするなら相部屋・オフシーズン・航空券の早期予約をそろえる |
| 30万円 | 2週間(余裕あり)〜4週間(下限) | 2週間なら英語と活動をバランスよく。4週間なら英語の変化も感じ始める | 4週間を狙うなら地方都市・相部屋・繁忙期を避ける、の3つがそろうかが目安 |
| 50万円 | 4週間(余裕あり)〜条件次第で6週間前後 | 英語の上達を実感しやすく、活動の中で役割を任されるようになる | 30日を超えるとビザ延長費が加わる。お小遣いも週単位で増える |
| 100万円 | 8〜12週間(2〜3ヶ月) | 休学や転職の合間に本格的に滞在。長期割引で1週間あたりは割安に | ACR I-Cardと2回目以降の延長費、長期の生活費を忘れずに計上する |
※一般的な語学学校+ボランティアの相場から逆算した目安です。為替・時期・学校や団体によって変わるため、最終的には見積書で確認してください。
予算が少し足りないときの3つの考え方
- 期間を削る前に「時期」をずらす:同じ期間でも、繁忙期を外すだけで航空券が数万円下がることがあります
- 「1週間を2回」より「2週間を1回」:航空券とSSPは行くたびにかかる固定費です。1週間を2回に分けると総額は30万〜50万円ほどになり、2週間を1回(18万〜30万円)より大きく膨らみます
- 出発時期を後ろにずらして貯金期間を延ばす:月々いくら貯めればよいかは出発までの貯金計画で計算できます
家族に相談するときは「総額の表」と「見積書」をセットで
- 学生の場合、費用の一部を家族に相談する人も多いはずです。「いくら足りないか」だけでなく、総額の内訳と見積書、支払いの時期をまとめて見せると、話がスムーズに進みます
- 安全面や現地のサポート体制も一緒に聞かれることが多いので、学校や団体の緊急時の連絡体制も確認しておきましょう
期間ごとの過ごし方をさらに詳しく
なぜボランティア留学は「無料」ではないのか
「ボランティア=無償の奉仕なのに、なぜお金を払うのか」という疑問は当然のものです。結論から言えば、参加費は労働の対価ではなく、受け入れ体制を維持するための実費だからです。
参加費が使われている主な用途
- 受け入れ先(施設・学校・地域団体)への支援金や物資費
- 活動場所までの車両手配・ドライバー人件費
- 現地スタッフによる引率・通訳・安全管理
- 事前オリエンテーションと活動後の振り返りサポート
- 緊急時の連絡体制・保険まわりの事務手続き
英語がまだ十分でない参加者を受け入れる側には、通訳や安全管理といった追加負担が発生します。参加費ゼロを掲げる団体は、その負担を現地に押し付けている可能性があるという見方もできます。金額の妥当性は「安いかどうか」ではなく「何に使われているかが説明されているか」で判断してください。
ボランティア留学と一般的な語学留学の費用比較
「普通に語学留学するのと比べて高いのか」は多くの人が気にする点です。1ヶ月で比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | 語学留学のみ | ボランティア留学 | ボランティアのみ |
|---|---|---|---|
| 1ヶ月の総額目安 | 28万〜45万円 | 30万〜48万円 | 18万〜30万円 |
| 英語学習量 | 非常に多い | 多い | 少ない |
| 現地の人との接点 | 学校内が中心 | 学校+地域社会 | 地域社会が中心 |
| 就活で語れる経験 | 学習成果が中心 | 学習+社会経験 | 社会経験が中心 |
| 英語初級者の適性 | 高い | 高い | やや低い |
| 費用対効果 | 語学重視なら高い | 両立を狙うなら高い | 経験重視なら高い |
注目すべきは、ボランティアを組み合わせても総額の差は2万〜3万円程度という点です。授業料と滞在費という大きな部分は共通で、追加されるのはボランティア参加費だけだからです。
一方、ボランティア単体のプログラムは安く見えますが、英語の授業がない分、現地では英語力の壁に直面しやすくなります。英語初級者ほど「授業+ボランティア」の併用型が向いているのは、午前に習った表現を午後の活動でそのまま試せる循環が生まれるためです。
セブ島と地方都市で費用はどれくらい違うのか
フィリピン留学というとセブ島が有名ですが、費用面ではネグロス島のバコロドなど地方都市のほうが有利です。物価と学校の運営コストがそのまま滞在費に反映されるためです。
| 比較項目 | セブ島 | 地方都市(バコロド等) |
|---|---|---|
| 1ヶ月の授業料・滞在費 | やや高め | 1万〜4万円ほど安い傾向 |
| 週末の外食・娯楽費 | 観光地価格で高くなりやすい | ローカル価格で抑えやすい |
| 日本人比率 | 高め | 低めで英語漬けになりやすい |
| ボランティア先との距離 | 移動時間が長くなりがち | 近距離で活動時間を確保しやすい |
| 誘惑の多さ | 多く出費が増えやすい | 少なく勉強に集中しやすい |
見落とされがちですが、差が出るのは学費よりも「現地での生活費」です。観光地では週末の出費がかさみ、1ヶ月で1万〜2万円の差になることも珍しくありません。
都市ごとの費用・特徴をさらに詳しく
費用を安く抑える7つの方法
同じ内容でも、選び方次第で総額は大きく変わります。効果の大きい順に並べました。
- オフシーズンを狙う:3月・8月・9月の繁忙期を避けると、航空券だけで2万〜4万円下がります
- 多人数部屋を選ぶ:1人部屋から4人部屋に変えると1ヶ月で3万〜6万円の差。ルームメイトとの英語会話という副次効果もあります
- 航空券を3ヶ月前に予約する:直前予約との差は往復で1万〜3万円
- 長期割引を活用する:8週間以上でコース料金が段階的に下がる学校が多くあります
- 早期申込割引・キャンペーンを確認する:入学金免除や滞在費割引の形で1万〜3万円相当
- 地方都市を選ぶ:学費と生活費の両面で下がり、合計2万〜5万円の圧縮
- 滞在日数を30日以内に収める:ビザ延長費用(約1.4万〜1.6万円)が不要になります
逆に削ってはいけない費用
- 海外旅行保険:現地の私立病院は1泊の入院で数万円かかります
- 空港ピックアップ:深夜到着時の単独移動は避けるべきです
- マンツーマン授業のコマ数:これを削ると留学の目的そのものが薄れます
現地での生活費を抑える5つのコツ
上の7つは申し込み前に決める節約でした。現地に着いてからの出費も、少しの工夫で差が出ます。お小遣いは総額の中で自分で調整しやすい項目なので、次の点を意識しておきましょう。
- 平日の食事は寮を中心に:食事付きの寮なら、外食は週末に回すだけで出費がかなり落ち着きます。飲み物やおやつも、学校の近くの小さな商店で買うと観光地より安く済むことが多いです
- 通信は現地のプリペイドSIMかeSIMで:日本の携帯会社の海外ローミングは割高になりやすい傾向です。現地のSIMやeSIMでデータ通信を用意する人が多くいます
- エアコンの使い方を決めておく:電気代が従量制の寮では、使い方で月の負担が変わります。設定温度や使う時間帯をルームメイトと話し合っておくと安心です
- 週末の旅行は回数と予算を先に決める:島めぐりやリゾートへの旅行は、1回で数千〜1万ペソ以上かかることもあります。滞在中に何回行くかを最初に決めておくと予算を超えにくくなります
- 1週間ごとの予算を決めて財布を分ける:その週に使う分だけを財布に入れ、残りは学校の金庫などに預けておくと、使いすぎと盗難の両方を防げます
※移動費を削るために、慣れない土地で夜間に1人で移動するのは避けましょう。安全にかかわる費用(保険・空港送迎・夜間の移動手段)は、節約の対象にしないのが基本です。
現地校からひとこと
物価の安い地方都市を選ぶのも、総額を抑える方法の一つです。Acti-LABO(アクティラボ)はフィリピン・バコロドにあるフィリピン政府認定の語学学校で、これまで日本人留学生500名以上をサポートしてきました。自分の期間・予算で総額がいくらになるかは、無料カウンセリングで具体的に確認できます。
奨学金・教育ローンで自己負担を減らせる?使える制度と条件
ボランティア留学に使える奨学金は多くありませんが、所属と期間によっては対象になる制度があります。ポイントは「期間の条件」と「申請の時期」です。1〜2週間の短期は対象外になりやすく、条件に届くかどうかで計画の立て方が変わります。
| 制度 | 主な対象 | 期間の条件 | ボランティア留学での使い方・注意 |
|---|---|---|---|
| トビタテ!留学JAPAN(高校生等対象) | 高校生など | 14日以上1年以内(第11期) | 返済不要。ボランティアもテーマの一つ。応募は原則として在籍する学校を通じて行う |
| トビタテ!留学JAPAN(大学生等対象) | 大学生など | 28日以上1年以内・3か月以上を推奨(第18期) | インターンやボランティアなど座学でない留学も対象。応募は大学を通じて行う。4週間(28日)で期間の条件に届く |
| 大学の奨学金・JASSO海外留学支援制度(協定派遣) | 在籍する大学の学生 | 大学のプログラムによる(協定派遣は8日以上1年以内) | 大学が実施する短期プログラムが対象。個人で申し込むボランティアは対象外のことが多い |
| 自治体の留学助成 | 自治体により異なる | 自治体により異なる | 都道府県や市区町村が独自に留学費用を補助している例がある。住んでいる自治体のサイトで確認 |
| 国の教育ローン(日本政策金融公庫) | 留学する子どもの保護者など | 外国の高校・大学・語学学校などに3か月以上 | 3ヶ月(12週間)以上の語学学校+ボランティアなら検討の余地あり。返済が必要な「借りるお金」 |
※2026年9月時点で確認した募集要項・公式情報をもとにしています。トビタテは選考があり、募集の時期・人数・条件は年度ごとに変わります。国の教育ローンは、一定の要件を満たす場合に留学する子ども1人あたり最大450万円まで利用できるとされています。いずれも必ず最新の公式情報と在籍校の窓口で確認してください。
トビタテは、たとえば大学生等対象の第18期で「申請は2025年12月〜2026年2月、留学開始は2026年8月〜2027年3月」というスケジュールでした。出発の半年〜1年前には応募の準備が始まるため、奨学金を使いたい人は、学校の担当窓口に早めに相談しておきましょう。フィリピン留学で使える助成制度はトビタテ留学JAPAN・都道府県助成金でフィリピン留学へ|申請前に知っておきたいポイントでも詳しく紹介しています。
奨学金・ローンを前提に計画するときの注意
- 奨学金の支給は、申込金や航空券の支払いより後になることが多く、いったんは自分で立て替える必要があります
- 選考に通らなかった場合でも行くのか、期間を短くするのかを先に決めておくと、慌てずに済みます
- 採用後に、事前研修や帰国後の報告などの義務が課される制度もあります
- ローンは返済が前提です。毎月の返済額を試算してから借りる金額を決めましょう
社会人向けの公的な奨学金は限られますが、勤務先に研修や自己啓発を支援する制度がないか、休職・有給の扱いとあわせて確認してみる価値はあります。
費用面で失敗しないための注意点
安すぎる団体の見分け方
相場から極端に外れた金額には理由があります。次の点を確認してください。
- 現地払いの内訳が具体的に開示されているか
- ボランティア先の名称と活動内容が明示されているか
- 日本語で相談できる窓口があるか
- 緊急時の連絡体制が文書で示されているか
- キャンセルポリシー(返金規定)が明文化されているか
為替変動を見込んでおく
現地払い部分はペソ建てのため、円安が進むと日本円換算での負担が増えます。見積もり時点の為替から1割程度の余裕を持って資金を用意しておくと安心です。
お小遣いを甘く見積もらない
食事付きの寮でも、週末の外食・移動・通信費・お土産で意外と出ていきます。1ヶ月なら2万〜4万円を最低ラインとして確保しておきましょう。
為替が動くと現地払いはいくら変わる?
現地払いはペソ建てなので、日本円で見た負担は為替で変わります。この記事では1ペソ=約2.6円で換算していますが、0.2円動くだけで1万ペソあたり2,000円の差になります。
| 現地払いの額 | 1ペソ=2.4円 | 2.6円 | 2.8円 | 3.0円 |
|---|---|---|---|---|
| 1万ペソ(4週間以内のSSPなど) | 2.4万円 | 2.6万円 | 2.8万円 | 3.0万円 |
| 2万ペソ(5〜8週間の手数料+光熱費など) | 4.8万円 | 5.2万円 | 5.6万円 | 6.0万円 |
| 4万ペソ(12週間の手数料+生活費の一部など) | 9.6万円 | 10.4万円 | 11.2万円 | 12.0万円 |
※両替手数料は含まない単純な換算です。現地払いの額は滞在日数・学校・生活スタイルによって変わります。
日本払いの部分が円建てなら為替の影響は受けませんが、学校によってはドルやペソ建てで見積もりを出すこともあります。見積書の通貨と、どの時点の為替で円に換算するのかは、申し込み前に確認しておきましょう。
キャンセル・返金規定で確認したい5つのこと
急な体調不良や家庭の事情で、予定どおりに行けなくなることもあります。申し込み前に次の5点を確認し、書面(メールや規約)で残しておくと安心です。
- キャンセル料の段階:出発の何日前から、支払額の何割がかかるのか
- 入学金・申込金の扱い:返金されないことが多いため、金額と条件を確認します
- 途中で帰国した場合:残りの期間の授業料・寮費が返金されるか、別の時期に振り替えできるか
- 航空券の条件:学校の規定とは別です。格安運賃は払い戻しできないことも多いため、変更・取消の条件を購入前に確認します
- 保険でカバーできるか:海外旅行保険の中には、出発前のキャンセル費用を補償する特約を付けられるものがあります
雨季(6〜11月ごろ)に行く人は台風への備えも
- フィリピンは6〜11月ごろが雨季で、台風の影響で飛行機が欠航することがあります
- 欠航で到着や帰国が遅れたときの追加の宿泊費・食費を誰が負担するのか、学校・航空会社・保険それぞれの対応を確認しておきましょう
見積もり・申し込み前に聞きたい12の質問【コピペ可】
ここまでの内容を、学校や団体へ問い合わせるときにそのまま使える質問リストにまとめました。回答を項目ごとの金額でもらえれば、見積書の読み方で紹介した方法で、ほかの候補と総額で比べられます。
お金の範囲について
- 見積もりの金額に含まれるものと、含まれないものを一覧でいただけますか
- 見積書の通貨は円ですか。外貨の場合、どの時点の為替で換算しますか
- 食事は1日何食・週何日の提供ですか(土日・祝日も含みますか)
- 1人部屋と相部屋では、それぞれ総額がいくらになりますか
現地で払う費用について
- 現地で払う費用(SSP・光熱費・教材費・デポジットなど)の合計はいくらで、現金とカードのどちらで払いますか
- 私の滞在日数(〇日)の場合、ビザ延長やACR I-Cardは必要ですか。代行手数料はいくらですか
- ボランティアの参加費や、活動先までの交通費は別にかかりますか
支払いとキャンセルについて
- 支払いの時期と方法(振込・カード・分割の可否)を教えてください
- キャンセル料は出発の何日前から、いくらかかりますか
- 途中で帰国した場合、残りの期間の費用は返金されますか
活動と安全について
- ボランティアの活動内容・回数と、活動先の種類を教えてください
- 緊急時の連絡体制(日本語で対応できるか、夜間も連絡がつくか)と、保険加入の条件を教えてください
問い合わせメールの例文(コピーして使えます)
はじめまして。〇〇と申します。20〇〇年〇月〇日から〇週間(〇日間)、貴校(貴団体)の語学+ボランティアのプログラムへの参加を検討しています。お見積もりをお願いするにあたり、以下の点を教えていただけますでしょうか。
①お見積もりに含まれる費用と含まれない費用の一覧
②現地で支払う費用(SSP・ビザ延長・光熱費・デポジットなど)の合計と支払い方法
③1人部屋と相部屋、それぞれの総額
④支払いの時期と方法
⑤キャンセル料の規定と、途中で帰国した場合の返金の有無
⑥ボランティアの活動内容・回数と、活動先までの交通費の扱い
お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
回答から信頼できるかを見分けるポイント
- 質問に対して、項目ごとの金額で答えてくれるか(「現地でご案内します」だけで終わらないか)
- 活動先の種類や活動の中身を、具体的に説明してくれるか
- キャンセルや返金の規定を、文書で示してくれるか
- 子どもと関わる活動の場合、写真撮影やSNS投稿のルールがあるか。短期の訪問者が入れ替わりながら子どもと関わる活動には、子どもへの影響を心配する声もあるため、受け入れ先との継続的な関係や配慮について説明があるかも確認しましょう
孤児院などの施設での活動を考えている人は、【失敗しない渡航先選び】海外の孤児院ボランティア完全ガイド!費用・注意点・心構えもあわせて読んでおくと、質問すべきことがさらに明確になります。
申し込みから出発までの流れと支払いタイミング
いつ・いくら必要になるのかを把握しておくと、貯金計画が立てやすくなります。
| 時期 | やること | 支払い |
|---|---|---|
| 3〜4ヶ月前 | 無料カウンセリング・見積もり取得 | なし |
| 2〜3ヶ月前 | 申し込み・航空券の予約 | 入学金+航空券代 |
| 1〜2ヶ月前 | 授業料・滞在費の振込/保険加入 | 日本払いの残額+保険料 |
| 2〜4週間前 | 持ち物準備・事前オリエンテーション | 準備費 |
| 出発直前 | ペソ両替(現地払い分+お小遣い) | 現金の用意 |
| 到着後1週目 | SSP申請・教材受け取り | 現地払い分 |
ポイントは、出発の2ヶ月前までに日本払いの大部分が必要になるということです。「行く月までに貯めればいい」と考えていると間に合わないため、逆算して準備を始めてください。
いくら貯めればいい?出発までの貯金計画
目標の総額を「貯められる月数」で割ると、毎月の目標額が出ます。上の表のとおり日本払いの大部分は出発の1〜2ヶ月前に必要になるため、貯められる月数は「出発までの月数−2ヶ月」で考えておくと安全です。
| 目標の総額 | 6ヶ月前から準備(4ヶ月で貯める) | 10ヶ月前から準備(8ヶ月で貯める) | 1年前から準備(10ヶ月で貯める) |
|---|---|---|---|
| 25万円(1〜2週間) | 月 約6.3万円 | 月 約3.2万円 | 月 2.5万円 |
| 35万円(2〜4週間) | 月 約8.8万円 | 月 約4.4万円 | 月 3.5万円 |
| 50万円(4週間〜) | 月 12.5万円 | 月 約6.3万円 | 月 5万円 |
| 100万円(12週間前後) | 月 25万円 | 月 12.5万円 | 月 10万円 |
※総額すべてを出発2ヶ月前までに用意する前提の、余裕を持たせた計算です。実際には現地払いやお小遣いは出発直前・現地で使うため、もう少しゆるやかでも間に合う場合があります。為替や予備費として、目標額に1割ほど上乗せしておくと安心です。
支払い方法と手数料|振込・カード・海外送金の違い
| 支払い方法 | よくある場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 国内の銀行振込(円) | 日本に窓口がある学校・エージェント・団体への支払い | かかるのは振込手数料だけで、金額が確定しやすい |
| クレジットカード | 申込金やプログラム費をカードで払える場合 | 決済手数料が上乗せされることがある。分割・リボ払いは手数料に注意。付帯保険の適用条件を満たせる場合もある |
| 海外送金(ドル・ペソ建て) | 現地の学校に直接申し込む場合 | 送金手数料・受取手数料・為替のコストがかかり、着金まで数日かかることもある |
| 現地での現金払い | SSP・延長費・光熱費・デポジットなど | ペソの現金を用意する(ペソ現金の用意と両替のコツ) |
どの方法でも、支払ったら領収書や振込の控えを出発まで保管しておきましょう。キャンセルや返金の手続き、現地での支払い状況の確認で必要になることがあります。
出発前の保険・入国・準備をさらに詳しく
よくある質問
- 予算30万円でフィリピンのボランティア留学は可能ですか。
- 可能です。オフシーズンに多人数部屋を選び、地方都市の学校で1ヶ月滞在するプランなら30万円台前半に収まることもあります。1〜2週間であれば余裕を持って収まる金額です。ただし現地でのお小遣いを別枠で2万〜4万円確保しておくことをおすすめします。
- 英語が話せなくてもボランティア留学に参加できますか。
- 参加できます。マンツーマン授業と組み合わせるタイプなら、午前に基礎から学び、午後の活動で実際に使うという流れが作れます。初級者ほど「授業+ボランティア」の併用型が向いています。日本人スタッフのサポートがある学校を選ぶとさらに安心です。
- 現地払いの費用はカードで支払えますか。
- 多くの学校でSSPやビザ延長費用はペソの現金払いです。カードが使える場面は限られるため、到着直後に必要な分は日本またはフィリピンの空港で両替して用意しておきましょう。大金を一度に持ち歩かず、学校の金庫やセーフティボックスを活用してください。
- ボランティア留学は就職活動で評価されますか。
- 経験の内容を自分の言葉で語れるかどうかが評価の分かれ目です。「行った」という事実そのものより、現地でどんな課題に直面し、何を工夫したかが問われます。2週間以上滞在すると具体的なエピソードが生まれやすくなります。
- 1週間だけの参加でも意味はありますか。
- 「現地を知る」という目的なら十分に意味があります。ただし費用に占める航空券の割合が高く、英語力の変化も実感しにくい期間です。時間を作れるなら2週間以上を検討したほうが、同じ金額あたりの得るものは大きくなります。
- 追加費用が発生することはありますか。
- 滞在延長、部屋タイプの変更、追加コマの受講、週末のアクティビティ参加などで発生します。いずれも任意のものがほとんどですが、電気代のように使用量で変動する項目もあるため、見積もり時に「変動する費用はどれか」を確認しておくと安心です。
- フィリピンのボランティア留学に無料で参加できますか。
- すべて無料で参加できるプログラムはほとんどありません。参加費が無料や少額でも、往復航空券・海外旅行保険・現地での生活費は自己負担になるのが一般的です。負担を減らしたい場合は、期間の条件を満たせばトビタテ!留学JAPANなどの奨学金を使える可能性があります(奨学金・教育ローンを参照)。
- 1週間と2週間では、総額はどれくらい違いますか。
- 目安は1週間で15万〜25万円、2週間で18万〜30万円です。往復航空券やSSPは期間に関係なくかかるため、滞在日数が倍になっても総額の差は数万円程度に収まることが多く、1週間あたりでは2週間のほうが割安になります。
- 30日を超えて滞在すると、どんな費用が増えますか。
- 日本国籍の人はビザなしで30日まで滞在できますが、それを超える場合は現地で滞在延長の手続きが必要で、1回目の延長には約5,100ペソ(学校の代行手数料は別)かかるのが目安です。さらに60日以上になると、2回目の延長費(約6,400ペソ)とACR I-Card(約4,500〜5,000ペソ)も加わります。金額は改定されることがあるため、学校や団体に最新の額を確認してください。
- 高校生でも費用は同じですか。
- 授業料・滞在費・航空券といった基本の構成は同じです。そのうえで、18歳未満は保護者の同意書が必要になることが多く、15歳未満が親権者と一緒に入国しない場合はWEGという手続きの費用がかかります。航空会社の子どもの一人旅サービスを使う場合も別料金です。高校生向けの選び方は【高校生向け】海外ボランティアの選び方!英語も学べるフィリピン留学が人気の理由で紹介しています。
- 社会人と学生で費用は変わりますか。
- プログラムの料金自体は同じことが多いです。ただし社会人は、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始など航空券が高くなりやすい時期に休みが重なりがちで、総額が上振れしやすい傾向があります。休暇の取り方はフィリピン ボランティア 社会人向けガイド!休職・有給で参加する方法とはを参考にしてください。
- 費用の分割払いはできますか。
- 学校や団体によります。申込金と残金の2回に分けて払う形が一般的で、クレジットカード払いに対応していれば、カード会社の分割払いを使える場合もあります。分割・リボ払いは手数料がかかるため、総額がいくら増えるかを確認してから選びましょう。
参考にした公的情報・出典
この記事の制度や数字は、以下の公的機関・公式情報と、現地の手数料に関する公開情報をもとに確認しています(確認日:2026年9月)。制度や金額は変わることがあるため、申し込み前・出発前に必ず最新の情報を確認してください。
- トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム 高校生等対象 第11期(文部科学省・JASSO)
- トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム 大学生等対象 第18期(文部科学省・JASSO)
- JASSO 海外留学情報サイト「金融機関による教育ローン」
- 日本政策金融公庫「教育一般貸付(国の教育ローン)(海外留学)」
- JASSO海外留学支援制度(協定派遣)の概要(新潟大学による案内)
- 外務省 海外安全ホームページ
- 外務省 たびレジ・在留届
- フィリピン入国管理局(Bureau of Immigration)※滞在延長・ACR I-Cardの最新情報の確認先
- フィリピン留学Hub「SSP(特別就学許可証)」(2025年の手数料改定を反映した現地情報)
- フィリピン留学Hub「フィリピン留学のビザ延長費用と手続き」
- Yahoo!ファイナンス フィリピンペソ/円の為替レート
まとめ|総額を把握すれば、留学は現実的な選択肢になる
フィリピンのボランティア留学にかかる費用を、あらためて整理します。
- 総額の目安は1週間15万〜25万円、1ヶ月30万〜48万円、3ヶ月60万〜100万円
- 日本払いだけでなく、SSPやビザ延長などの現地払い(1ヶ月で4万〜8万円)を必ず計算に入れる
- 語学留学との差はわずか2万〜3万円で、社会経験が上乗せされる
- オフシーズン・多人数部屋・早期予約・地方都市の4点で数万円は圧縮できる
- 保険とピックアップは削らない
- 出発2ヶ月前までに日本払いの大部分が必要なので、逆算して準備する
費用の全体像さえ見えれば、あとは「いつ行くか」を決めるだけです。数字が分からないうちは大きな決断に見えても、内訳を知れば手の届く計画に変わります。
この記事の費用感を、そのまま実現できる場所があります
ここまで読んで「地方都市のほうが安い」「初級者は授業とボランティアの併用が向いている」という2点が印象に残った方へ。その条件をそのまま満たすのが、ネグロス島バコロドの語学学校Acti-LABO(アクティラボ)です。
① 観光地価格に振り回されない「バコロド」だから費用が読める
セブ島のような週末の出費がかさむ観光地ではなく、物価の落ち着いたローカル都市。同じ1ヶ月でも生活費が抑えやすく、予算オーバーしにくいのが実感できます。日本人が少ない環境で、英語漬けの時間も自然と長くなります。
② マンツーマン中心だから「話せないまま終わる」がない
グループ授業に埋もれて発言できない、という留学あるあるとは無縁。先生と1対1で話す時間が長いぶん、短期でも変化を体感しやすい設計です。午前に習った表現を、午後のボランティア活動でそのまま試す循環が生まれます。
③ 英語がまったく話せない状態からのスタートを歓迎
「英語力に自信がないから不安」——その状態こそ、Acti-LABOが最も得意とする入口です。基礎の組み立てから丁寧に始められるため、初めての海外・初めての留学でも置いていかれません。
④ ボランティア経験が「語れるエピソード」になる
地域社会に近い立地を活かし、活動場所への移動もスムーズ。「手伝った」で終わらず「任された」まで踏み込めるから、就職活動で自分の言葉として語れる経験が残ります。
⑤ 日本人スタッフが常駐、体調も手続きも日本語で相談できる
費用・ビザ・SSP・体調不良——現地で不安になりやすい場面を、日本語でその場で相談できる安心感。この記事で触れた「現地払い」まわりの疑問も、渡航前にすべてクリアにできます。
費用の内訳が見えた今、次に知りたいのは「自分の予算だと、いくらのプランになるのか」のはずです。それは無料カウンセリングで、数分で分かります。
まずは無料カウンセリングで、あなたの予算と期間に合わせた見積もりを確認してみませんか。
迷っている間にも航空券と学校の空きは埋まっていきます。今日の一歩が、来年の自分を変えます。