母子でフィリピン留学はあり?費用・メリット・デメリットを経験者目線で解説

フィリピン 母子 留学
The following two tabs change content below.

Acti-LABO編集部

Acti-LABO(アクティラボ)は、2017年開校・フィリピン政府認定の語学学校です。「実践型・机に座らない英語留学」をコンセプトに、マンツーマンレッスン×フィールドワーク×プレゼンテーションを組み合わせた独自カリキュラムを提供。代表のYUKIは10年以上のフィリピン留学業界経験を持ち、累計500名以上の日本人留学生をサポートしてきました。「微笑みの街」バコロドで、治安・費用・学習環境のバランスが取れた留学を実現します。留学相談・お見積もりは無料。LINEでお気軽にご連絡ください。

最終更新日 2026年05月27日

子どもに早くから英語を身につけさせたい。自分も一緒に学び直したい——。そんな思いから注目を集めているのが、母親と子どもが一緒に渡航する母子留学です。なかでもフィリピン・セブ島は、費用の手頃さと日本からの近さで人気が急上昇しています。

とはいえ、「本当にうちの家庭でもできるの?」「費用は?子どもは何歳から?」と、不安も尽きないはずです。この記事では、母子でのフィリピン留学が「あり」なのかを、費用・メリット・デメリットの3つの軸から経験者目線で正直に解説します。

母子でフィリピン留学は「あり」?まず結論から

セブ島の海とリゾートの風景

結論からお伝えすると、母子でのフィリピン留学は「あり」です。特に次のような家庭には強くおすすめできます。

フィリピン母子留学が向いている家庭

  • 子どもに「使える英語」を早くから体験させたい
  • 欧米留学より費用を抑えたい(半額以下も可能)
  • 母親自身も英語を学び直したい・キャリアに活かしたい
  • 長期の休みに親子で特別な経験をさせたい
  • マンツーマン中心で短期間でも効果を出したい

もちろん良いことばかりではありません。慣れない海外生活での負担や、子どもの年齢による向き不向きといった注意点も存在します。だからこそ、メリットとデメリットの両方を理解したうえで判断することが大切です。以下で順番に見ていきましょう。

母子留学とは?フィリピン(セブ島)が選ばれる理由

母子留学の基本スタイル

母子留学とは、母親と子どもが一緒に渡航し、それぞれが語学学校で英語を学ぶスタイルの留学です。多くの学校では、子ども向けのジュニアコースと大人向けのコースが用意されており、親子が別々のクラスでそれぞれのレベルに合った授業を受けるのが一般的です。放課後や週末は一緒に過ごせるため、海外生活を家族で共有できるのが大きな特徴です。

滞在先は学校が用意する寮(ドミトリー)や提携ホテルが中心で、親子で同じ部屋に宿泊できるため安心です。食事も学校で提供されるケースが多く、初めての海外でも生活面の心配が少ないのが魅力といえます。

なぜフィリピン・セブ島が人気なのか

数ある留学先のなかでフィリピン、とりわけセブ島が母子留学先として選ばれるのには明確な理由があります。フィリピンは世界有数の英語使用国であり、日本からわずか4〜5時間という近さで、リーズナブルに英語を学べる環境が整っています。

比較項目 フィリピン留学 欧米留学
費用感 安い(欧米の半額以下も) 高い
授業形式 マンツーマン中心 グループ中心
日本からの距離 近い(4〜5時間) 遠い(10時間以上)
気候 常夏・温暖 地域差が大きい
時差 1時間(負担小) 大きい

とりわけマンツーマンレッスンが標準という点は、英語に苦手意識のある母親や、集団授業に馴染みにくい子どもにとって大きな利点です。一人ひとりのレベルに合わせて講師が丁寧に指導してくれるため、短期間でも上達を実感しやすいのです。

母子でフィリピン留学にかかる費用の相場

期間別の費用目安(親子2人)

もっとも気になる費用について見ていきましょう。母子留学では親子2人分の学費・滞在費がかかりますが、それでも欧米留学に比べると割安です。下表は親子2人で渡航した場合の総額の目安です(航空券・現地費用を含む概算)。

留学期間 親子2人の総額目安 主な内訳
1週間 約30〜50万円 学費・滞在費・航空券
2週間 約40〜70万円 学費・滞在費・航空券
1ヶ月 約70〜110万円 学費・滞在費・航空券
3ヶ月 約150〜220万円 学費・滞在費・航空券ほか

※学校・部屋タイプ・コース内容・為替により変動します。あくまで検討の目安としてご覧ください。

航空券は留学期間にかかわらず一定額(往復でLCC5〜8万円、フルキャリア8〜10万円程度)かかるため、期間が長いほど1週あたりのコストは下がる傾向にあります。短期で様子を見てから次回延長する、という選び方も賢明です。

学費以外にかかる「隠れコスト」

パンフレットの料金だけで予算を組むと、現地で「思ったより高い」となりがちです。次のような費用は別途かかることが多いため、あらかじめ見込んでおきましょう。

見落としがちな追加費用

  • SSP(特別就学許可証):1人あたり7000円前後
  • 水道光熱費:滞在期間に応じて3000〜1万円程度
  • 空港ピックアップ・教材費:合計で数千円〜
  • 海外旅行保険:1人あたり数千円〜(期間による)
  • 現地の食費・交通費・お小遣い

費用を抑える3つのコツ

工夫次第で総額は大きく変わります。費用を抑えたい場合は次の3点を意識しましょう。第一に、航空券を早めに・LCCで確保すること。直行便にこだわらず経由便も視野に入れると選択肢が広がります。第二に、親子で同室を選ぶこと。1人部屋より割安になり、子どもも安心です。第三に、閑散期(祝祭日や長期休暇を外した時期)を狙うこと。料金が下がるうえ予約も取りやすくなります。

母子でフィリピン留学のメリット

親子で英語を学ぶ様子

母子留学ならではのメリットは、単なる「英語力アップ」にとどまりません。

最大の利点は、子どもが幼いうちから生きた英語環境に身を置けることです。机上の勉強ではなく、実際に英語を使ってコミュニケーションする体験は、その後の英語学習へのモチベーションに直結します。マンツーマン中心のため、引っ込み思案な子でも発話の機会をたっぷり得られます。

第二に、母親自身も成長できる点です。子どもを通わせるだけでなく自分も学ぶことで、英語力はもちろん、海外で生活をやり遂げたという自信が得られます。これは家庭に戻ってからの親子の関係にも良い影響を与えます。

第三に、親子の絆が深まること。慣れない異国で力を合わせて生活する経験は、日本では得られない濃密な時間です。共通の思い出と「一緒に頑張った」という連帯感は、何ものにも代えがたい財産になります。さらに、欧米留学より圧倒的に費用を抑えられるという現実的なメリットも見逃せません。

母子でフィリピン留学のデメリット・注意点

良い面ばかりを見て決めると、現地で「こんなはずでは」と後悔しかねません。正直なデメリットも押さえておきましょう。

事前に知っておきたい注意点

  • 母親の負担が大きい:自分の勉強に加え、子どもの世話や体調管理も担う
  • 生活環境の違い:水質・衛生・停電など日本との差にストレスを感じることも
  • 子どもの年齢によっては効果が限定的:幼すぎると学習として定着しにくい
  • 治安・健康面の配慮が必要:エリア選びや感染症対策は必須
  • 講師の質に幅がある:学校選びを誤ると満足度が下がる

これらは「フィリピンだから危険」という話ではなく、事前の準備と学校選びで多くは回避できるものです。特に水は市販のミネラルウォーターを使う、生ものを避ける、信頼できるエリア・学校を選ぶ、といった基本を守れば過度に心配する必要はありません。

子どもは何歳から?年齢別の通い方

「うちの子は何歳から行ける?」という疑問は多くの保護者が抱くものです。学校によって異なりますが、おおむね次のような目安があります。

年齢の目安 通い方・特徴
3〜6歳(未就学) 母親と同室・短時間クラス中心。英語に「慣れる」のが目的
小学生 ジュニアコースで本格的に学習。吸収が早く効果を実感しやすい
中学生以上 大人向けコースも選択可。試験対策や本格的な英語力強化も

一般に小学生は母子留学の「ゴールデンエイジ」といわれます。英語の音を抵抗なく吸収でき、かつ学習として定着しやすいためです。未就学児でも参加は可能ですが、その場合は「学習成果」より「異文化体験・英語への抵抗をなくす」ことを目的に据えると満足度が高まります。

後悔しないための学校選び5つのポイント

母子留学の成否は、学校選びでほぼ決まると言っても過言ではありません。次の5点を必ずチェックしましょう。

学校選びのチェックリスト

  • 親子留学・ジュニア受け入れの実績があるか
  • 子どもの年齢に合ったコースが用意されているか
  • 立地と治安(リゾート型かオフィス街か、周辺環境)
  • 寮・食事・医療体制など生活サポートの充実度
  • 日本人スタッフの有無(トラブル時の安心感)

特に初めての海外留学であれば、日本語でサポートを受けられる体制があるかは重視したいポイントです。体調を崩したときや手続きで困ったとき、母国語で相談できる安心感は大きな支えになります。エージェントを活用して複数校を比較し、口コミも確認したうえで決めましょう。

母子留学を成功させるための準備

渡航前の準備を丁寧に行うほど、現地での生活はスムーズになります。最低限、次の準備は早めに進めておきましょう。パスポートの残存期間の確認、往復航空券の手配(入国には往復券が必須)、海外旅行保険への加入、常備薬の用意、そして子どもの簡単な英語の事前練習です。

また、渡航後の生活リズムを親子で話し合っておくことも大切です。「授業のあとは一緒に宿題をする」「週末は観光する」といったイメージを共有しておくと、子どもも見通しを持って臨めます。完璧を目指さず、「困ったら現地スタッフに頼る」くらいの気楽な構えでいるほうが、母親自身も楽しめます。

母親は授業中の空き時間に何をしている?

「子どもが授業を受けている間、母親は何をしているの?」という疑問は意外と多いものです。母子留学では親子が別クラスになることが多いため、母親には自分の時間が生まれます。その使い方は、大きく次の3パターンに分かれます。

過ごし方のタイプ 内容 向いている人
自分も受講する 母親もマンツーマンで英語を学ぶ 英語を学び直したい・キャリアに活かしたい
仕事・リモートワーク Wi-Fi環境で在宅業務やフリーランス作業 休職せず働きながら滞在したい
リフレッシュ・観光 カフェ・マッサージ・買い物などで休息 育児や家事から離れて自分を労りたい

多くの母親は、これらを組み合わせて過ごしています。「午前は自分も受講し、午後は仕事やリフレッシュにあてる」といった柔軟なスタイルが人気です。日本では味わえない「自分のための時間」が持てるのも、母子留学の隠れた魅力といえるでしょう。

母子留学の持ち物・準備リスト

現地で「持ってくればよかった」と後悔しないために、最低限そろえておきたい持ち物をまとめました。特に子ども連れの場合は、日本から持参したほうが安心なものが多くあります。

必ず持っていきたいもの

  • 常備薬・子どもの薬:使い慣れた風邪薬・胃腸薬・絆創膏など
  • 変換プラグ・延長コード:フィリピンはAタイプ中心だが念のため
  • 虫除け・日焼け止め:常夏のため必須
  • 子どもの学習用品:筆記用具・お気に入りの文房具
  • 羽織もの:室内の冷房が強いため体温調整用に

現地調達でよいもの

  • シャンプー・ボディソープなどの日用品
  • ミネラルウォーター(飲み水は現地購入が基本)
  • スナック・果物などの食料品

荷物は「足りなければ現地で買う」くらいの気持ちで、欲張りすぎないのがコツです。ただし薬と子ども関連のものだけは多めに持っていくと安心です。

先輩ママの「後悔」と回避策

実際に母子留学を経験した家庭からは、満足の声とともに「ここは失敗した」という本音も聞かれます。事前に知っておけば防げるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。

よくある後悔 回避策
期間が短すぎて慣れた頃に帰国 最低2週間〜、可能なら1ヶ月を検討する
子どもが幼すぎて学習が定着しなかった 未就学児は「体験目的」と割り切る
1人部屋にして費用がかさんだ 親子同室を選び割安に。子どもも安心
学校選びを価格だけで決めた 親子受け入れ実績・サポート体制も重視する
予定を詰め込みすぎて親子で疲弊 週末はゆとりを持たせ、観光は欲張らない

共通して言えるのは、「完璧を求めすぎないこと」です。短期間で英語がペラペラになることを期待するより、「親子で海外生活をやり遂げた」という経験そのものを目的に据えると、満足度はぐっと高まります。

帰国後に英語力を維持するコツ

せっかく現地で芽生えた英語への意欲も、帰国後に何もしなければ薄れてしまいます。留学を「点」で終わらせず「線」につなげるために、帰国後も英語に触れる仕組みを作りましょう。

おすすめは、オンライン英会話で現地の感覚を維持する方法です。フィリピン留学とオンライン英会話は同じく講師がフィリピン人であることも多く、子どもが「現地の先生と話している感覚」を保ちやすいのが利点です。あわせて、英語の動画や絵本を生活に取り入れる、年に一度の再留学を目標にするなど、子どもが「また英語をやりたい」と思える環境を整えてあげることが、長期的な英語力の土台になります。

よくある質問(FAQ)

Q. 英語が全く話せない母親でも大丈夫ですか?

A. 問題ありません。マンツーマンレッスンでレベルに合わせて学べますし、日本人スタッフのいる学校を選べば生活面も安心です。むしろ親子で一緒に成長できる良い機会になります。

Q. 短期(1週間)でも効果はありますか?

A. 1週間でも「英語に触れる・話す楽しさを知る」という意味で十分に価値があります。まず短期で試し、合えば次回延長するという選び方もおすすめです。

Q. 子どもの年齢が低くても参加できますか?

A. 3歳前後から受け入れる学校もあります。ただし幼い場合は学習成果よりも異文化体験を目的にすると満足度が高まります。事前に受け入れ年齢を学校に確認しましょう。

Q. 治安や衛生面が心配です。

A. エリア選びと基本的な対策(飲み水はミネラルウォーター、生ものを避けるなど)を守れば過度な心配は不要です。日本人サポートのある学校なら、いざという時も安心です。

まとめ|母子でフィリピン留学は挑戦する価値がある

母子でのフィリピン留学は、費用を抑えながら親子で英語と異文化を体験できる、価値ある選択肢です。母親の負担や生活環境の違いといったデメリットはあるものの、その多くは事前の準備と学校選びで乗り越えられます。子どもにとっては生きた英語環境が、母親にとっては学び直しと自信が、そして親子にとってはかけがえのない思い出が手に入ります。

「やってみたいけれど一歩が踏み出せない」という方は、まず情報収集から始めてみてください。短期からでも、母子留学は十分に挑戦する価値があります。