海外ボランティアの英語はどこまで必要?レベル別の選び方・伸ばし方・準備

海外ボランティア 英語
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Acti-LABO編集部

Acti-LABO(アクティラボ)は、2017年開校・フィリピン政府認定の語学学校です。「実践型・机に座らない英語留学」をコンセプトに、マンツーマンレッスン×フィールドワーク×プレゼンテーションを組み合わせた独自カリキュラムを提供。代表のYUKIは10年以上のフィリピン留学業界経験を持ち、累計500名以上の日本人留学生をサポートしてきました。「微笑みの街」バコロドで、治安・費用・学習環境のバランスが取れた留学を実現します。留学相談・お見積もりは無料。LINEでお気軽にご連絡ください。

最終更新日 2026年09月16日

「海外ボランティアに興味はあるけれど、英語が話せないと無理?どのくらいの英語力が必要なの?逆に、参加すれば英語は伸びる?」——英語への不安から、一歩を踏み出せずにいる方は本当に多いです。この記事では、海外ボランティアと英語の関係を、必要なレベル・話せなくても参加できる理由・英語の伸ばし方まで、留学支援の現地校目線で正直に整理しました。

結論/この記事の要点

  • 海外ボランティアは、英語が完璧でなくても参加できる活動が多い
  • 子どもとの交流は、笑顔やジェスチャーでも心が通じる
  • 実践で英語を使うため、参加を通じて英語力は確実に伸びる
  • 語学レッスンと組み合わせれば、英語も活動も同時に叶えられる

この記事について

この記事は、フィリピン・バコロドでフィリピン政府認定の語学学校を運営するActi-LABO編集部が、これまで500名以上の日本人留学生をサポートしてきた経験と、JICA海外協力隊の語学力審査の基準、国際ワークキャンプ団体の公開情報、文部科学省の「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」、外務省の海外安全情報などをもとに作成しています。特定の団体をすすめるのではなく、今の英語力に合わせて海外ボランティアを選ぶ考え方と、英語の不安を減らす準備を整理しました。参考にした情報源は記事末尾にまとめています。

目次
  1. 海外ボランティアに英語力は必要?
  2. 英語が話せなくても参加できる理由
  3. 【英語力別】海外ボランティアの選び方
  4. 英語力から見た判断基準と確認したい10の質問
  5. 国・地域別|現地で使う言葉の比較
  6. 海外ボランティアで英語は伸びる?期間別の目安
  7. 英語も伸ばすなら「語学留学×ボランティア」
  8. 英語に自信がない人の安全対策
  9. 【場面別】覚えておくと便利な英語
  10. 参加前にやっておきたい英語準備
  11. 参加前の英語準備チェックリスト
  12. 英語が原因の失敗・後悔と対策
  13. 英語もボランティアも叶えるなら Acti-LABO
  14. よくある質問
  15. 参考にした公的情報・出典
  16. まとめ

海外ボランティアに英語力は必要?

海外ボランティアで英語を使う様子

結論から言うと、海外ボランティアは、英語が完璧でなくても参加できるものが数多くあります。「ペラペラでないと迷惑をかける」と不安に思う人が多いのですが、実際には基本的なやりとりができれば十分な活動がほとんどです。むしろ大切なのは、英語力そのものより、伝えようとする姿勢です。

とはいえ、場面によって求められる英語のレベルは変わります。「どの場面でどのくらい必要か」をあらかじめ知っておけば、必要以上に不安になることも、逆に油断して困ることもありません。どんな場面でどのくらいの英語が必要になるのか、目安を整理しました。

場面別・必要な英語レベルの目安

場面必要なレベルポイント
子どもとの交流ほとんど不要笑顔やジェスチャーで通じる
日常生活・買い物基本の単語・フレーズ中学英語レベルで対応可能
スタッフとの連携簡単な会話単語をつなげれば伝わる
活動の打ち合わせあるとスムーズ話せるほど役割が広がる

このように、子どもとの交流に高い英語力はほとんど必要ありません。一方で、スタッフとの連携や打ち合わせでは、英語ができるほど活動の幅が広がるのも事実です。「話せないから無理」ではなく、「話せるほどできることが増える」と捉えるとよいでしょう。

ここで安心してほしいのは、多くの参加者が「英語に自信がない」状態からスタートしているという事実です。最初から流暢に話せる人はごく一部で、ほとんどの人が単語やジェスチャーを頼りに現地に飛び込んでいます。それでも活動が成り立つのは、周囲のスタッフや現地の人が、言葉の壁を前提にサポートしてくれるからです。「完璧な英語を求められる場ではない」と知っておくだけで、心のハードルはぐっと下がります。大切なのは、間違いを恐れず、まず口を開いてみることです。

自分の英語力を「物差し」で確認しよう

「中学英語レベル」「日常会話レベル」と言われても、自分がどこにいるのかはわかりにくいものです。そこでこの記事では、英語力を次の4段階に分けて考えます。英検の級とCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠。語学力を6段階で示す国際的な物差し)は、文部科学省の対照表をもとにしたおおよその目安です。

段階英検の目安CEFRの目安できることの目安
① ほぼゼロ〜あいさつ程度5級・4級、または受験したことがないA1より前あいさつ・単語・ジェスチャーでやりとりする
② 中学英語(基礎)3級A1短い文で自己紹介し、ゆっくり話してもらえば簡単な質問に答えられる
③ 日常会話準2級〜2級A2〜B1身近な話題でやりとりでき、スタッフの指示や説明をおおむね理解できる
④ 議論・業務レベル準1級以上B2以上打ち合わせで意見を言う、活動を英語で報告する、英語で授業を組み立てる

※英検の級は「合格した級」の目安です。資格を持っていない人は、「できることの目安」の列で近いものを選んでください。TOEICは試験の種類(聞く・読むの2技能か、4技能か)で対応が変わるため、この表には入れていません。

自分の段階がわかったら、次は段階ごとに合う参加の形を選びます。英語力は「足りる・足りない」で判断するより、「今の英語力で、どんな形なら安心して参加できるか」で考えるほうが、選択肢がずっと広がります。


英語が話せなくても参加できる理由

「本当に英語が苦手でも大丈夫?」——その不安に、具体的な理由でお答えします。

  • 子どもとは心で通じ合える
    一緒に遊び、笑い合う時間に、流暢な英語は必要ありません。
  • ジェスチャーが助けてくれる
    身振り手振りや表情でも、意外なほど気持ちは伝わります。
  • サポート体制がある
    日本人スタッフや通訳が間に入ってくれるプログラムも多くあります。
  • 現地の人は温かい
    拙い英語でも、一生懸命な姿勢を温かく受け止めてくれます。

実際、多くの参加者が「英語が苦手でも、気持ちは通じた」と口を揃えます。大切なのは、完璧な文法や発音ではなく、相手と関わろうとする気持ちです。むしろ「うまく話せない」経験こそが、次に「もっと話せるようになりたい」という強い学習意欲につながります。

実際、「英語が話せないまま海外に行くのが怖い」と感じるのは自然なことです。しかし、日本国内でどれだけ完璧に準備しても、実際に人と話す場面での緊張や戸惑いは、現地でしか乗り越えられません。逆に言えば、「話せない状態」で飛び込むからこそ得られる成長があります。伝わらずに悔しい思いをし、身振りで必死に伝え、通じたときに心から嬉しくなる——この一連の経験が、机の上の勉強では決して得られない「使える英語」への入り口になるのです。

「参加できる」と「現地で困らない」は別の話

ここまでの理由は、どれも本当です。ただし、それは英語が話せない人を前提にした仕組みがあるプログラムを選んだ場合の話でもあります。たとえば、日本人スタッフや通訳がいない海外の団体に直接申し込むと、事前の説明、現地での集合場所の案内、体調が悪いときの連絡まで、すべて英語でこなすことになります。

  • 話せなくても大丈夫になりやすい条件
    日本語での事前説明がある/日本人スタッフや通訳が現地にいる/参加者の多くが日本人/活動の相手が主に子ども
  • ある程度の英語が必要になりやすい条件
    海外の団体に直接申し込む/参加者が多国籍で共通語が英語/活動の打ち合わせや報告を英語で行う/医療・教育など専門的な分野

つまり、英語に自信がない人ほど「どこで・誰と・どんな仕組みの中で参加するか」を選ぶことが大切です。次の章から、その選び方を英語力の段階ごとに整理します。英語ゼロで参加した人がつまずきやすかった点は、フィリピンボランティアは危険?英語ゼロでも大丈夫?経験者の体験談で全部答えますで体験談として紹介しています。


【英語力別】海外ボランティアの選び方|今のレベルに合う参加の形

海外ボランティアの選び方は、「どの国に行くか」「何をするか」から考えがちです。しかし英語に不安がある人は、先に「今の英語力で安心して参加できる形」を決めてしまうと、候補をぐっと絞り込めます。英語力の4段階(物差しの表)ごとに、合いやすい参加の形をまとめました。

英語力合いやすい参加の形選びやすい活動あると安心なサポート
① ほぼゼロ〜あいさつ程度日本の団体・旅行会社のグループ型/語学学校での授業+ボランティア子どもとの遊び・交流、清掃・植林などの作業日本語の事前説明、日本人スタッフの同行または常駐、緊急時の日本語対応
② 中学英語(基礎)①に加えて、語学レッスン付きのプログラム、日本人が一定数いる少人数の多国籍型教育補助(読み聞かせ・工作)、作業系、文化交流困ったときに日本語で相談できる人、英語でのやさしいオリエンテーション
③ 日常会話国際ワークキャンプ(多国籍の参加者と共同生活)、日本語窓口のある海外の団体多国籍チームでの作業、英語の授業補助、イベントの企画英語中心でも可。申し込み前に日本語で質問できる窓口があると安心
④ 議論・業務レベル海外の団体への直接申し込み、長期派遣(JICA海外協力隊など)、専門分野のプログラム授業の組み立て、プロジェクトの運営、活動報告の作成自分で英語の規約・保険の書類を読める前提。国によっては現地語の学習も必要

※一般的な傾向です。同じ種類の団体でも、プログラムごとに英語の条件やサポートは異なります。申し込み前に必ず募集要項と確認したい10の質問で確かめてください。

①ほぼゼロ〜あいさつ程度の人の選び方

最優先は「言葉で困ったときに、日本語で助けを求められる仕組み」です。日本語での事前説明会があり、現地に日本人スタッフがいるプログラムを選べば、活動そのものは笑顔と身振りでも十分に成り立ちます。活動は、子どもとの遊びや作業系のように、言葉より行動で関われるものが向いています。多国籍の参加者と共同生活する国際ワークキャンプや、海外の団体への直接申し込みは、2回目以降に回すのが無難です。

②中学英語の人の選び方

中学英語があれば、選択肢は大きく広がります。JICA海外協力隊が応募の最低基準を「中学卒業程度(英検3級またはTOEIC330点)」としていることからも、中学英語は国際協力の現場に入る「入口」と考えてよいでしょう。この段階では、語学レッスンが付いたプログラムを選ぶと、「言いたいのに言えない」もどかしさを授業で解消しながら活動に参加できます。

③日常会話ができる人の選び方

日常会話ができるなら、日本人が少ない環境をあえて選ぶのも一つの方法です。国際ワークキャンプでは、世界各国から集まった参加者と英語を共通語にして寝食をともにするため、英語で意見を言う・話し合う経験を積めます。一方で、活動の相手が現地の人の場合、現地で話されるのが英語とは限りません。国・地域ごとの言葉の違いも合わせて確認しましょう。

④議論・業務レベルの人の選び方

英語で仕事ができるレベルなら、英語力そのものより「専門性」と「現地語」が選ぶ基準になります。教育・医療・環境など、自分の専門を活かせる分野を選ぶと、活動の中で任される役割が大きくなります。長期で関わるなら、現地語を学ぶ意欲も求められます。医療行為など資格が必要な活動は、無資格では行えない点にも注意してください。

英語を伸ばしたい人は「安心は今のレベル、英語の量は半歩上」

サポート体制(日本語での相談・緊急時の対応)は今の英語力に合わせて選び、活動や生活の中で英語を使う量は、今のレベルより半歩上を選ぶ。この組み合わせが、不安を抑えながら英語を伸ばしやすい選び方です。たとえば①②の人なら、「日本人スタッフのいる語学学校で授業を受けながら、活動では英語を使う」形がこれに当たります。

目的×英語力の早見表

いちばんの目的英語に自信がない(①②)ある程度話せる(③④)
英語を伸ばしたい語学学校で授業+ボランティア国際ワークキャンプ、英語が公用語の国での活動
国際協力を体験したい日本の団体のスタディツアー・短期プログラム海外の団体の中長期プログラム、JICA海外協力隊
子どもと関わりたい日本人スタッフのいる教育支援プログラム英語の授業補助など役割のある教育支援
多国籍の仲間をつくりたい語学学校(ほかの国の留学生がいる学校)国際ワークキャンプ
受験・就活で語れる経験にしたい役割と成果を振り返りやすい少人数のプログラム企画や運営に関われるプログラム

活動の分野や主催者の種類を一覧で見比べたい人は、海外ボランティアの種類まとめ!初心者向け一覧&選び方ガイドで、分野別・主催者別・国別の比較をまとめています。


英語力から見た海外ボランティアの判断基準|英語力が決め手になる場面

英語力に合う参加の形がわかったら、ほかの条件とあわせて候補を絞り込みます。海外ボランティア選びでよく挙げられる基準は、目的・期間・国・主催者・費用・安全・英語力の7つです。英語に不安がある人にとっては、7つのうち「国」「主催者」「安全」の3つが、英語力と強く結びついています。

判断基準確認すること英語との関係
① 目的国際協力・子どもとの関わり・英語・経験づくりのうち、いちばん大事なもの「英語を伸ばす」が目的なら、英語を使う量が選ぶ基準の中心になる
② 期間取れる休みと、1週間・2週間・1か月以上のどれにするか短期は「話すことへの抵抗が減る」段階が中心。長いほど英語を使う量が増える
③ 国・地域治安・移動時間・気候・物価現地で使う言葉が英語かどうかで、英語の伸び方もサポートの必要度も変わる(比較表)
④ 主催者タイプ日本の団体・語学学校・国際ワークキャンプ・海外の団体・公的派遣英語の条件と日本語サポートの有無が、最も大きく違う(下の表)
⑤ 費用航空券・保険・現地費用まで含めた総額語学レッスンや日本人スタッフのサポートの有無で総額が変わる(総額の目安)
⑥ 安全外務省の危険情報、緊急時の連絡体制、保険緊急時に、自分の言葉で助けを求められる仕組みがあるか(安全対策)
⑦ 英語力今の段階(物差しの表)必要なサポートの量を決める(英語力別の選び方)

迷ったときの決める順番

1

目的を1つに絞る

「英語も国際協力も」と欲張ると、どの条件も中途半端な候補が残ります。いちばん大事な目的を1つ決め、ほかは「あればうれしい」に回します。

2

英語力から「必要なサポート」を決める

日本語での事前説明・日本人スタッフ・緊急時の日本語対応のうち、自分に欠かせないものを書き出します。ここが、候補を絞る最初のふるいになります。

3

期間と予算の上限を決める

休みの日数と、航空券・保険まで含めた総額の上限を先に決めます。期間の選び方は【何日がベスト?】海外ボランティアの期間の選び方|短期・長期の違いと目的別ガイド、費用の相場は【総額でわかる】海外ボランティアの費用完全ガイド|内訳・相場・抑える方法・隠れ費用が参考になります。

4

主催者タイプと国を2〜3候補に絞る

1〜3の条件を満たす主催者タイプと国を選びます。候補は2〜3つあると、比べて判断しやすくなります。

5

同じ質問で問い合わせて比べる

下の「10の質問」を候補すべてに送り、答えの具体性と返信の早さで比べます。英語の不安は、この段階でほとんど解消できます。

主催者タイプ別・英語の条件とサポートの違い

同じ「海外ボランティア」でも、主催者によって英語の条件と日本語サポートは大きく違います。代表的なタイプを英語の面から比べました。

主催者タイプ英語の条件(例)日本語サポート合いやすい英語力
日本の団体・旅行会社のプログラム英語力を問わないものが多い事前説明や現地スタッフが日本語のことが多い①〜
語学学校の授業+ボランティア英語力を問わないものが多い(レベル別に授業を受ける)日本人スタッフが常駐する学校もある①〜
国際ワークキャンプ中学で習った英会話程度で参加できるものが多い。英語上級などの条件付きのキャンプもあり、募集時に明記される申し込みや事前説明は日本の窓口。現地では参加者同士の共通語が英語のことが多い②③〜
海外の団体に直接申し込む団体・分野による。医療・法律など専門的な分野では基礎的な英語力を求めることがある基本的に英語でのやりとり③④
JICA海外協力隊(公的派遣)応募に語学資格の証明が必要。英語の最低基準は中学卒業程度(英検3級またはTOEIC330点)。合格後に派遣前訓練で語学を学ぶ日本の公的機関の事業で、手続きは日本語②〜(長期派遣が中心)

※英語の条件は、JICA海外協力隊の語学力審査のページ、国際ワークキャンプ団体(NICE)のよくある質問などの公開情報をもとにした例です。募集ごとに条件は変わるため、最新の募集要項を確認してください。

申し込み前に英語面で確認したい10の質問(コピペ可)

パンフレットやサイトの「英語力不問」「サポート充実」だけでは、現地で本当に困らないかはわかりません。次の質問を問い合わせフォームやメールにそのまま貼って、候補の団体・学校に同じ内容で聞いてみましょう。

  • 現地の活動で使う言葉は英語ですか、現地の言葉ですか?
  • 日本人スタッフや通訳は、活動中と宿泊先にいますか?常駐ですか、巡回ですか?
  • 事前説明(オリエンテーション)と資料は日本語ですか?
  • 英語力の参加条件はありますか?証明書の提出は必要ですか?
  • 参加者の国籍と、日本人の割合はどのくらいですか?
  • 夜間や休日に体調を崩したとき、日本語で連絡できる窓口はありますか?
  • 語学レッスンはありますか?レベル分けや、マンツーマンの時間はどのくらいですか?
  • 空港の出迎えと、現地での移動の付き添いはありますか?
  • 活動中の指示は、誰から、どの言葉で出ますか?
  • 英語が聞き取れず活動についていけないとき、どんなサポートがありますか?

答えが具体的で、「どの時間帯に・誰が・どの言葉で」まで説明してくれる団体は、英語が苦手な参加者の受け入れに慣れていることが多いです。反対に、質問への答えがあいまいなまま申し込みを急がせる団体は慎重に判断しましょう。


国・地域別|現地で使う言葉と英語の通じやすさ比較

海外ボランティアの国選びで見落とされがちなのが、「現地で実際に使われている言葉は何か」です。海外ボランティアの活動地は英語圏とは限らず、現地の人とは現地の言葉で、英語はスタッフやほかの国の参加者と話すときだけ、ということもよくあります。「英語を伸ばしたい」のか「英語に不安がある」のかで、選ぶべき地域は変わります。

地域(例)現地で主に使われる言葉英語の通じやすさ英語を伸ばす目的との相性
フィリピンフィリピノ語と英語が公用語(憲法で定められている)。地域ごとの言葉も話される学校の授業、看板、買い物など、英語が使われる場面が多い高い
ケニアなど東アフリカの一部スワヒリ語と英語が公用語都市部や学校では英語が使われることが多い。地方では現地の言葉が中心中〜高
フィジーなど太平洋の島国英語と、それぞれの地域の言葉英語が広く通じる中〜高
カンボジア・タイ・ベトナム・ネパールなどそれぞれの国の言葉観光地以外では通じにくい場面が多い。活動中は現地スタッフや通訳が間に入ることが多い低〜中(英語はスタッフや参加者同士で使う)
中南米スペイン語(ブラジルはポルトガル語)英語が通じにくい地域が多い低(スペイン語を学ぶ機会にはなる)
ヨーロッパの国際ワークキャンプそれぞれの国の言葉多国籍の参加者同士の共通語は英語のことが多い中(現地の人より参加者同士で英語を使う)

※大まかな傾向です。同じ国でも、都市か地方か、活動の相手が子どもか大人かで変わります。治安などの最新情報は、外務省 海外安全ホームページで国・地域ごとに確認してください。

国選びで起きやすい「言葉のミスマッチ」

  • 英語を伸ばしたいのに、現地の言葉が中心の地域を選んだ
    活動の相手とは身振りと現地の言葉、英語を使うのはスタッフへの連絡だけ、ということになりがちです。英語が目的なら、現地で英語が使われる国か、語学レッスンのあるプログラムを選びましょう。
  • 英語に自信がないのに、多国籍の参加者と共同生活する形を選んだ
    活動より、ミーティングや共同生活での話し合いについていけないことがストレスになりやすいです。初めてなら、日本語で相談できる人がいる形から始めると安心です。
  • 英語圏にこだわって、予算や期間の条件を満たせなかった
    英語が公用語の国でも、費用や移動時間は大きく違います。国ごとの費用の違いは【総額でわかる】海外ボランティアの費用完全ガイド|内訳・相場・抑える方法・隠れ費用で比較できます。

英語が目的の人にフィリピンが選ばれやすい理由

英語を伸ばしたい人の渡航先として、フィリピンがよく候補に挙がるのは、英語が公用語の一つで、生活や活動の中で英語を使う場面が多いからです。語学学校も多く、授業で英語を学びながら、授業のない時間にボランティアに参加する形を組みやすいのも特徴です。

ただし、フィリピンでも家庭や地域では、フィリピノ語や地域の言葉がよく使われます(バコロドのあるネグロス島西部では、主にヒリガイノン語が話されています)。小さな子どもは英語より地域の言葉のほうが得意なこともあるので、「子どもとは英語と身振りをまぜて、スタッフや先生とは英語で」くらいの気持ちで臨むとよいでしょう。


海外ボランティアで英語は伸びる?

「参加すれば英語が伸びる?」——答えは「使い方次第で確実に伸びる」です。特に、日本での勉強では伸び悩んでいた「話す力」「聞く力」が、実践のなかで大きく変わっていきます。その理由を整理しました。

  • 実践の場が豊富
    交流や生活のすべてが、生きた英語を使う練習の場になります。
  • 「伝えたい」気持ちが原動力に
    子どもと話したい一心で、自然と言葉を覚えていきます。
  • 失敗が怖くなくなる
    間違えても通じる経験を重ね、話すことへの抵抗が消えていきます。

教科書で学ぶ英語と違い、海外ボランティアの英語は「使うための英語」です。テストのための暗記ではなく、目の前の相手に気持ちを伝えるために言葉を探す——この実践の繰り返しが、会話力を一気に押し上げます。ただし、ただ現地にいるだけで自動的に伸びるわけではありません。積極的に話しかける姿勢があってこそ、伸びは大きくなります。

伸びを最大化するちょっとしたコツもあります。ひとつは、その日に覚えた表現を必ず一度は口に出して使ってみること。「今日はこの言い回しを使おう」と小さな目標を立てるだけで、学びが定着しやすくなります。もうひとつは、聞き取れなかったときに「もう一度言って」と素直に頼むこと。分かったふりをせず聞き返す習慣が、リスニング力を大きく伸ばします。こうした小さな積み重ねが、帰国後の英語力にはっきりとした差を生みます。同じ期間を過ごしても、意識の持ち方ひとつで成果は変わってくるのです。

期間別・現実的に伸びる英語の目安

「行けば英語がペラペラになる」と期待しすぎると、帰国後にがっかりしてしまいます。反対に「短期では意味がない」と考えるのも早すぎます。期間ごとに、伸びやすいこと・まだ難しいことの目安を整理しました。

期間伸びやすいことまだ難しいこと
1週間話すことへの抵抗が減る。あいさつや定番のひと言が、考えずに口から出るようになる聞き取れる量がはっきり増えたと実感すること
2週間英語の速さに耳が慣れ始める。よく使う表現を組み合わせて、自分で短い文を作れる込み入った話題のやりとり
1か月生活や活動の場面で困ることが減り、自分から質問や提案ができるようになる議論や、あいまいな内容の説明
3か月以上身近な話題なら言いたいことをおおむね伝えられ、会話のテンポについていける専門的な内容を正確に話すこと

※あくまで目安です。出発前の英語力、語学レッスンの有無、毎日英語を使う量によって大きく変わります。期間ごとにできることの違いは、【何日がベスト?】海外ボランティアの期間の選び方|短期・長期の違いと目的別ガイドでも整理しています。

英語が伸びる人・伸びにくい人の違い

同じ期間、同じプログラムに参加しても、英語の伸びには差が出ます。その差は、英語力の高さよりも現地での過ごし方から生まれることがほとんどです。

場面伸びやすい人伸びにくい人
わからないとき「Sorry?」「What does it mean?」とその場で聞き返すわかったふりをして、うなずいて終わる
日本人の仲間と「活動中は英語だけ」など、自分たちでルールを決める日本人同士で固まり、日本語だけで過ごす
翻訳アプリまず自分の言葉で言ってみて、どうしても伝わらないときに使う最初からアプリの画面を見せて済ませる
1日の終わり言えなかったことを英語でメモし、翌日使ってみる活動の疲れで、振り返らずに寝てしまう
目標「自分の活動を英語で1分説明できる」など具体的「英語が話せるようになりたい」とあいまい

英語も本気で伸ばすなら「語学留学×ボランティア」

「せっかくなら英語も本気で伸ばしたい」——そんな人におすすめなのが、語学レッスンとボランティアを組み合わせる形です。

午前は語学学校で英語を体系的に学び、午後や週末はボランティアで実践する。この形なら、学んだ英語をすぐに現地で試せるため、伸びが格段に速くなります。教室で覚えた表現を、その日のうちに子どもたちとの交流で使ってみる——このインプットとアウトプットの循環が、最短で使える英語を身につけさせてくれます。「英語学習」と「国際貢献」という2つの目的を、一度の渡航で同時に叶えられるのも大きな魅力です。

独学や日本国内の学習と比べたとき、この組み合わせの強みは「使う必然性がある」点にあります。日本では、英語を学んでも実際に使う場面がなかなかありません。しかし現地では、覚えた表現を使わなければ子どもやスタッフと関われないため、学んだことが自然と「使える力」に変わっていきます。さらに、うまく伝わったときの達成感が次の学習意欲を生み、学びが続く好循環が生まれます。「英語がなかなか身につかない」と悩んできた人ほど、この実践重視の環境が突破口になることが少なくありません。

語学レッスン付きで参加する場合の総額の目安(フィリピン)

語学学校の授業とボランティアを組み合わせる場合、費用は「授業料+滞在費」だけでなく、航空券・保険・現地で払う費用まで含めた総額で考えるのが大切です。フィリピンの語学学校に通う場合の目安は次のとおりです。

費用の項目1週間2週間4週間
授業料+滞在費+食費6万〜10万円10万〜18万円18万〜30万円
往復航空券5万〜10万円5万〜10万円5万〜10万円
海外旅行保険4,000〜8,000円6,000〜1.2万円1.2万〜2.5万円
SSP(特別就学許可証)など現地で払う必須費用2万〜3万円2万〜3万円2万〜3万円
現地での生活費1万〜2万円1.5万〜3万円3万〜5万円
総額15万〜25万円18万〜30万円30万〜48万円

※目安です。時期・為替・学校や部屋のタイプによって変わります。SSPは、フィリピンの語学学校で授業を受ける人に必要な許可証で、多くは現地で支払います。申し込み前に最新の見積もりと募集要項を確認してください。フィリピンでの費用の詳しい内訳はフィリピンのボランティア留学の費用は総額いくら?1週間〜3ヶ月の目安を完全公開にまとめています。

英語が伸びやすい学校・プログラムの見分け方

「語学レッスン付き」と書かれていても、授業と活動がばらばらでは、英語を使う機会は増えません。候補を比べるときは、次の点を確認しましょう。

  • マンツーマン授業が1日に何時間あるか(グループ授業との割合)
  • 授業で学んだ英語を使う場面(フィールドワーク・発表・ボランティア)がカリキュラムに入っているか
  • ボランティア活動は学校が手配するのか、自分で探すのか
  • 相談は日本語でできるか(日本人スタッフの有無)、授業は英語だけで行うか
  • 日本人学生の割合と、ほかの国の留学生がいるか
  • 入学時のレベル分けテストや、途中で伸びを確認する仕組みがあるか
  • 活動先の施設や地域と、継続的な関係を持っているか

現地校からひとこと

見分け方の2つ目に挙げた「学んだ英語を使う場面」は、Acti-LABOが大切にしている点でもあります。授業で学んだ表現を、街に出て現地の人に話を聞くフィールドワークやプレゼンテーションで実際に使うカリキュラムを取り入れているので、英語に自信がない段階からでも「使いながら覚える」流れをつくれます。


英語に自信がない人の安全対策|緊急時の連絡先と日本語サポート

英語が苦手な人が現地でいちばん困るのは、活動中よりも体調を崩したとき、物をなくしたとき、道に迷ったときなどの「緊急時」です。落ち着いて話せない場面ほど、英語は出てこないもの。だからこそ、出発前に「英語が出てこなくても助けを呼べる準備」をしておきましょう。

出発前に準備しておきたいこと

  • 外務省の「たびレジ」に登録する(3か月未満の渡航者向けの無料サービス。現地の安全情報がメールで届き、家族のメールアドレスも登録できる)
  • 海外旅行保険に入り、日本語で相談できる24時間窓口の番号を、スマホと紙の両方に控える
  • 渡航先の日本大使館・総領事館の連絡先を控える
  • 団体・学校の緊急連絡先と、日本語で対応してもらえる時間帯を確認する
  • 翻訳アプリの言語データをダウンロードし、電波がなくても使えるようにしておく
  • パスポートの顔写真のページのコピーと写真データを用意する
  • 下の「英語の緊急カード」を作り、財布に入れておく

英語の緊急カード(書き換えて使えます)

My name is (名前). I am a volunteer from Japan.
I am staying at (滞在先の名前と住所).
I am allergic to (アレルギー。なければこの行を消す).
Please call (団体・学校の緊急連絡先の電話番号).

話せないときはカードを見せるだけで、名前・滞在先・連絡先を伝えられます。持病や飲んでいる薬があれば、英語で書き足しておきましょう。

危険情報は「国」ではなく「地域」で確認する

外務省の海外安全ホームページでは、危険情報を「レベル1:十分注意してください」から「レベル4:退避してください」までの4段階で、国全体ではなく地域ごとに出しています。同じ国でも地域によってレベルが違うため、活動地と滞在先の地域のレベルを確かめましょう。英語で現地のニュースを追うのが難しい人ほど、日本語で読める外務省の情報と、たびレジのメールが頼りになります。


【場面別】覚えておくと便利な英語

難しい表現は不要です。まずは、よく使う簡単なフレーズを覚えておくだけで安心感が違います。

場面フレーズ例意味
あいさつHi! / How are you?やあ/元気?
子どもを誘うLet’s play!一緒に遊ぼう!
ほめるGood job! / Nice!よくできたね!/いいね!
お願いCan you help me?手伝ってくれる?
感謝Thank you so much!本当にありがとう!

ポイントは、短くてポジティブな言葉から使うことです。とくに子どもとの活動では、笑顔で「Good job!」と声をかけるだけで、ぐっと距離が縮まります。完璧な文章を作ろうとせず、単語やひと言から始めれば十分です。慣れてきたら、少しずつ言葉を足していけばよいのです。「Let’s play!」が言えたら、次は「Let’s play soccer!」というように、成功体験を土台に一歩ずつ広げていくと、英語を話す楽しさが自然と身についていきます。

聞き取れないときに助かる「聞き返し・確認」のフレーズ

英語が苦手な人ほど覚えておきたいのが、聞き返すためのひと言です。聞き返すのは失礼ではなく、「ちゃんと理解したい」という誠実さの表れとして受け取られます。

場面フレーズ例意味
聞き取れなかったSorry? / Could you say that again?もう一度言ってもらえますか?
話が速いCould you speak more slowly, please?もう少しゆっくり話してもらえますか?
単語の意味がわからないWhat does “○○” mean?「○○」はどういう意味ですか?
理解が合っているか確かめるDo you mean ○○?○○ということですか?
作業のやり方を聞くHow do I do this?これはどうやればいいですか?
これで良いか確認するIs this okay?これで大丈夫ですか?

子どもとの活動中に使えるひと言

場面フレーズ例意味
順番を知らせるYour turn!あなたの番だよ!
危ないときBe careful!気をつけて!
並んでもらうLet’s line up.並ぼう。
手洗いをうながすLet’s wash our hands.手を洗おう。
もう一回やるOne more time!もう一回!
帰るときSee you tomorrow!また明日ね!

体調が悪いとき・困ったときの英語

場面フレーズ例意味
体調が悪いI feel sick.気分が悪いです。
熱があるI have a fever.熱があります。
お腹が痛いI have a stomachache.お腹が痛いです。
病院に行きたいI need to see a doctor.医者に診てもらいたいです。
物をなくしたI lost my wallet.財布をなくしました。
道に迷ったI’m lost. Please help me.道に迷いました。助けてください。

※とっさに言葉が出てこないときのために、英語の緊急カードも用意しておくと安心です。


参加前にやっておきたい英語準備

不安を減らすために、渡航前にできる簡単な準備を紹介します。無理のない範囲で取り組みましょう。

  • あいさつ・自己紹介を練習する
    最初の一歩がスムーズだと、その後の交流も楽になります。
  • よく使うフレーズを覚える
    「遊ぼう」「ありがとう」など、頻出の言葉を口に出しておきます。
  • リスニングに慣れておく
    英語の動画などで、耳を英語に慣らしておくと安心です。
  • 間違えても気にしない心構え
    「通じればOK」と割り切ることが、上達への近道です。

大切なのは、完璧を目指さないことです。渡航前にすべてを準備しようとすると、かえって不安が増します。基本のあいさつと前向きな気持ちさえあれば、あとは現地での実践がぐんぐん英語力を育ててくれます。

準備のなかでも特に効果的なのが、「自分についてのひとこと」をいくつか用意しておくことです。名前・出身・好きなこと・なぜ来たのか——こうした自己紹介のネタを英語でいくつか準備しておくと、初対面の場面で会話が途切れず、自信を持って話し始められます。また、翻訳アプリはとても便利ですが、頼りきりになると会話のテンポが崩れます。まずは自分の言葉で伝えてみて、どうしても分からないときの「お守り」として使うくらいがちょうど良いでしょう。準備は「完璧」を目指すためではなく、「安心して一歩を踏み出す」ためのもの。肩の力を抜いて、できる範囲で整えておけば十分です。

出発3か月前からの英語準備スケジュール

準備は「長時間やる」より「毎日少しずつ、声に出す」ほうが効果的です。出発日から逆算した進め方の一例です。

時期やること時間の目安
3か月前自分の英語力の段階を確認する(物差しの表)。中学英語の文法を薄い問題集1冊でざっと復習する1日15〜30分
2か月前自己紹介と、活動で使いそうな表現を英語で書き出して声に出す。英語の動画や音声を毎日聞く1日15〜30分
1か月前オンライン英会話などで「話す」練習をする。団体・学校に英語面の10の質問を送り、答えを確認する週2〜3回
2週間前フレーズ表をスマホに保存し、翻訳アプリを電波なしでも使えるようにする。英語の緊急カードを作る1〜2時間
前日自己紹介を3回声に出して言う。最初のひと言が出れば、あとは現地で慣れていけます5分

そのまま使える英語の自己紹介(例)

自己紹介のひな形(( )を自分のことに書き換える)

Hi, I’m (名前). I’m from (出身地), Japan.
I’m a (high school / university) student.
I like (好きなこと:soccer / drawing / music など).
I came here to (来た目的:help the children / learn English など).
My English is not perfect, but I want to talk with you!
Nice to meet you!

最後の「My English is not perfect, but〜」を言っておくと、相手がゆっくり、わかりやすく話してくれることが多く、その後の会話がぐっと楽になります。社会人の人は、2行目を「I work as a(職業).」に変えて使いましょう。


参加前の英語準備チェックリスト

安心して出発するために、渡航前に確認したいポイントをまとめました。

  • 基本のあいさつ・自己紹介を練習した
  • 「遊ぼう」「ありがとう」など頻出フレーズを覚えた
  • 英語の音声・動画で耳を慣らした
  • 翻訳アプリをスマホに入れておいた
  • 「通じればOK」という前向きな心構えを持った
  • 語学レッスンとの組み合わせを検討した

英語が原因の失敗・後悔と対策

海外ボランティアで「英語のせいでうまくいかなかった」と感じる場面の多くは、英語力そのものより、選び方と準備の段階で防げるものです。よくある失敗と対策を整理しました。

よくある失敗原因対策
事前説明が英語で、集合場所や持ち物を聞き違えた日本語の窓口がない団体に直接申し込んだ英語に不安があるうちは、日本語の事前説明がある形を選ぶ。聞き取れなかった点はメールで文字にしてもらう
日本人同士で固まり、英語をほとんど使わずに終わった日本人の割合が高いのに、過ごし方を決めていなかった日本人の割合を事前に確認し、「活動中は英語で話す」など仲間とルールを決める
多国籍の話し合いに入れず、活動を楽しめなかった今の英語力に対して、英語を使う量が多すぎる形を選んだ初めてなら「安心は今のレベル、英語の量は半歩上」で選ぶ(英語力別の選び方)
英語を伸ばすつもりが、現地の言葉ばかりの環境だった活動地で使う言葉を調べずに国を選んだ「活動で使う言葉は何か」を申し込み前に質問する(10の質問の1つ目)
規約や保険の英文をよく読まずに申し込んだ英語の書類を「なんとなく」で済ませたキャンセル規定・保険の補償範囲・費用に含まれるものは、日本語で確認できるまで申し込まない
体調が悪いのに、うまく言えずに我慢した伝え方がわからず、相談できる人も決めていなかった体調のフレーズと英語の緊急カードを準備し、日本語で相談できる人を出発前に確認する

どの失敗も、「英語が話せなかったから」ではなく、「英語が話せない自分に合う形を選んでいなかったから」起きています。英語力を理由にあきらめる前に、今の自分に合う形を選び直すことを考えてみてください。


英語もボランティアも叶えるなら Acti-LABO

ここまで見てきた「英語も活動も両立できる条件」——実践の場、サポート体制、語学レッスン。その条件を満たすのが、バコロド現地校「Acti-LABO(アクティラボ)」です。

「机に座らない」実践型英語学校 Acti-LABO

Acti-LABOは、微笑みの街バコロドにある語学学校です。ただ授業を聞くだけの座学中心ではなく、実際に街へ出て現地の人にインタビューするフィールドワークやプレゼンテーションを中心とした「アクティブラーニング」を採用。学んだ英語をその場で使う環境が整っているため、現地の子どもたちとの交流を通じて、生きた英語がぐんぐん身につきます。

さらに、留学エージェントを通さない直接申し込みで仲介手数料がかからず、物価の安いバコロド立地で費用も大幅に節約。日本人スタッフも常駐しているので、英語初心者でも安心して英語学習と活動の両方にチャレンジできます。

英語の不安、まずは気軽に相談から。

あなたに合ったプランを一緒に考えます。


よくある質問(FAQ)

英語がまったく話せなくても参加できますか?
できます。子どもとの交流は笑顔やジェスチャーで通じますし、日本人スタッフのサポートがあるプログラムなら、英語に自信がなくても安心して参加できます。
どのくらいの英語力があれば安心ですか?
日常の買い物やあいさつができる中学英語レベルがあれば、生活面でも安心です。ただし完璧である必要はなく、単語をつなげて伝えられれば十分です。
短期間でも英語は伸びますか?
伸びます。特に「話すことへの抵抗がなくなる」効果は短期でも大きいです。積極的に使うほど、伸びは大きくなります。
英語学習も本気でやりたいのですが可能ですか?
可能です。語学レッスンとボランティアを組み合わせれば、学んだ英語をすぐ実践でき、効率よく英語力を伸ばせます。
海外ボランティアの選び方で、英語力はどのくらい重視すべきですか?
英語力は「参加できるかどうか」より、「どのくらいのサポートが必要か」を決める基準として重視するのがおすすめです。英語に自信がない人は、日本語の事前説明や日本人スタッフがいる形を選ぶと、選択肢を狭めずに安心して参加できます(英語力別の選び方)。
英検やTOEICのスコアは必要ですか?
民間のプログラムでは、スコアを問わないものが多いです。一方、JICA海外協力隊は応募時に語学資格の証明が必要で、英語の最低基準は中学卒業程度(英検3級またはTOEIC330点)とされています。国際ワークキャンプでも、一部に語学の条件があるキャンプがあります。最新の募集要項で確認してください。
英語を伸ばしたいなら、どの国を選べばいいですか?
現地で英語が使われる国(フィリピンなど英語が公用語の国)を選ぶか、語学レッスン付きのプログラムを選ぶのが近道です。現地の言葉が中心の国では、英語を使うのがスタッフとの連絡だけになることもあります(国・地域別の比較)。
英語が苦手でも、国際ワークキャンプに参加できますか?
中学で習った英会話程度で参加できるキャンプが多いとされています。ただし、多国籍の参加者と英語で共同生活や話し合いをするため、英語にまったく自信がない場合は、出発前に自己紹介や聞き返しのフレーズを練習しておくと安心です。
日本人スタッフがいるプログラムだと、英語は伸びませんか?
「困ったときの相談は日本語、授業や活動は英語」と使い分ければ、十分に伸ばせます。伸びにくくなるのは、日本人同士で固まって日本語だけで過ごす場合です。仲間と「活動中は英語で話す」などのルールを決めるとよいでしょう。
翻訳アプリだけで乗り切れますか?
補助としてはとても便利ですが、会話のテンポが崩れやすく、電波が弱い場所では使えないこともあります。言語データをダウンロードして電波なしでも使えるようにしておき、まずは自分の言葉と聞き返しのフレーズで伝えてみるのがおすすめです。
高校生で英語に自信がありませんが、参加できますか?
英語力を問わず高校生が参加できるプログラムはあります。未成年の場合は保護者の同意が必要なほか、団体ごとに年齢の条件があるため、日本語でのサポートがある形を保護者と一緒に選びましょう。詳しくは高校生向けの海外ボランティアの選び方で解説しています。
社会人ですが、英語をやり直してから参加すべきですか?
英語が完璧になるのを待つ必要はありません。出発の3か月前から1日15〜30分ほど準備すれば、あいさつや自己紹介は十分に準備できます(英語準備スケジュール)。休暇の取り方や参加スタイルは社会人の海外ボランティアのガイドも参考にしてください。
帰国後、英語力を落とさないためにはどうすればいいですか?
現地でつけた「言えなかった表現」のメモを使って練習を続ける、オンライン英会話で週に数回話す、活動の振り返りを英語で書いてみる、などが続けやすい方法です。英検などの試験日を目標にすると、学習のペースを保ちやすくなります。

参考にした公的情報・出典

この記事は、次の公的機関・団体の公開情報をもとに作成しました(確認日:2026年9月11日)。制度や条件は変わることがあるため、申し込み前には必ず最新の情報を確認してください。

※費用の目安は、Acti-LABOのほかの記事と同じ基準(授業料・滞在費・食費に、航空券・海外旅行保険・SSPなどの現地必須費用・現地生活費を含めた総額)で掲載しています。


まとめ|英語は「できてから」ではなく「使いながら」

海外ボランティアは、英語が完璧でなくても参加でき、むしろ参加を通じて英語が伸びる活動です。子どもとの交流は笑顔やジェスチャーで通じ、生活面も中学英語レベルで十分対応できます。「話せるようになってから」ではなく、「使いながら覚える」——それが、実践の場である海外ボランティアの一番の魅力です。

英語への不安は、一歩を止める理由にはなりません。基本のあいさつと前向きな気持ちさえあれば、あとは現地での経験が英語力を育ててくれます。もっと本気で英語を伸ばしたいなら、語学レッスンとの組み合わせもおすすめです。英語ができるようになるのを待っていたら、いつまでも一歩を踏み出せません。むしろ「話せない今」こそが、大きく成長できるチャンスです。子どもたちとの交流のなかで得た「伝わった」という喜びが、あなたの英語をこれまでにないスピードで前へ進めてくれます。まずは、できることから準備を始めてみましょう。

迷っているなら、まずは無料相談から。

あなたの海外挑戦を、Acti-LABOがサポートします。