こんにちは、Acti-LABOインターンのKazuです。
フィリピン留学に行く前の保険選び、迷いますよね?
一般的な保険を調べてみたら予想以上に高い。
安くする方法はないですか?
そもそも海外保険に加入する必要ってありますか?
海外保険に対して、上記のような疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。
結論から申し上げますと、
フィリピン留学での海外保険は、数枚のクレジットカードを持っていくことで
”ほぼ”無料でカバーするのが断然おすすめなんです!
海外保険をケチったがために、留学中に病気になり高額な医療費を支払うはめに・・・
ということはあるので、やはり海外保険に加入することは必要です。
ですが、クレジットカードには、持っているだけ、または交通費の支払いなどに利用するだけで、保険を付帯させることができるものが存在します。
なぜクレジットカードが海外保険で十分と言えるのか?
具体的にどんなカードが便利なのかを見ていきましょう!
世界一受けたい|フィリピン留学で本当に海外保険は必要ないのか?損しないための選び方
目次
1. クレジットカード付帯保険とは?
① 利用付帯とは?
② 自動付帯とは?
2. クレカ付帯保険のメリット、デメリットとは?
3. 付帯保険が充実!おすすめクレジットカード
① 社会人向け
② 学生向け
4. まとめ
1. クレジットカード付帯保険とは?
フィリピンでの留学を考えている方にとって、”費用の節約” と ”安全確保” は大切な課題ですよね。そこで注目したいのが、クレジットカードの「付帯保険」です。フィリピンでの生活をスマートにするための重要なアイテムツールとなり得るこの制度について、詳しく解説します。
海外旅行傷害保険が自動付帯するクレジットカードを持っている人は、保険料を簡単に節約できます。
ただし、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険には、“利用付帯”と“自動付帯”があります。
それぞれの利用条件を勘違いしていた場合には、
「保険が使えると思っていたのに使えなかった」という事態に陥るおそれがあるため、
クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険を利用する際は、まず利用付帯と自動付帯の違いを理解しておきましょう。
① 利用付帯とは?
利用付帯とは、カード会社が定めた条件を満たしたときに限り、カード付帯の海外旅行傷害保険を利用できる制度のことです。
具体的には、以下のような条件を満たす必要があります。
・日本国内から海外へ出国するための航空券のチケットを決済する
・自宅から空港までの公共交通機関(バス、電車、タクシーなど)の利用代金を決済する
・海外旅行のパッケージツアー代金を決済する
・滞在地で利用する公共交通機関の利用代金を決済する
など
利用付帯の条件を満たすには、
「海外旅行のパッケージツアー代金」もしくは「公共交通機関の利用代金」のどちらかを
クレジットカード決済する必要があります。
パッケージツアー代金、公共交通機関の利用代金のどちらも決済しなかった場合は、
クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険を使えないので注意が必要です。
なお、利用付帯を満たすために必要な条件は、クレジットカードごとに異なります。
たとえば、アメリカン・エキスプレス・カード(アメックスグリーン)の海外旅行傷害保険は、「公共交通機関の中にタクシーは含まない」と定めています。
利用付帯の適用条件を正しく把握していないと予想外のトラブルが起こるおそれがあります。
利用付帯のクレジットカードをお持ちの方は、
利用付帯を満たすために必要な条件を事前に確認しておきましょう。
② 自動付帯とは?
一方で、自動付帯とは、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険を利用するために必要な条件が定められていない制度のことです。
海外旅行傷害保険を利用するのに必要な条件がないため、クレジットカードを持っているだけで保険が適用になります。
自動付帯のクレジットカードは、利用付帯のクレジットカードのように適用条件を気にする必要がないので、煩わしさがありません。
細かい条件を気にせずに旅行傷害保険を利用したい方は、自動付帯のクレジットカードを作りましょう。
私は利用付帯よりも自動付帯の方が便利だと思っています。
なぜならば自動付帯は何もしなくても保険が使えるため、適用条件をはじめとする様々な事項を確認する手間が省けるからです。
海外旅行傷害保険を目的にクレジットカードを作ろうと考えている方には、保険が自動付帯するカードがおすすめです。
さて、利用付帯と自動付帯について理解したところで、次はクレジットカード付帯保険のメリットとデメリットについて見ていきましょう!
2. クレカ付帯保険のメリット、デメリットとは?
・無料で利用できる
・何度でも繰り返し利用できる
・補償期間が3カ月ある
まず1つ目のメリットは、なんと言っても「無料で利用できること」。
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険は、原則無料で利用することができます。一般的な海外旅行保険に加入しようとすれば期間にもよりますが、数万円はかかるでしょう。
それを考えると、補償内容はやや少ないものの、クレジットカードを持っているだけで利用できる付帯保険は、とてもお得な特典といえます。
また海外旅行保険の申し込みをしなくても良いため、手間や時間の節約にもなります。
2つ目のメリットは、「何度でも繰り返し利用できること」です。
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険は、海外旅行のたびに何度でも使うことができます。一度日本に帰国すれば補償期間がリセットされるため、新たに海外へ旅行する場合には、同じ補償を受けることが可能です。
特に短期間の旅行を何度もする場合は、 かなりの恩恵を受けることができます。
最後に3つ目のメリットは、「補償期間が3カ月あること」です。
クレジットカードに付帯された海外旅行保険は、補償期間が約3カ月あります。
無料でありながらも3カ月という期間を補償されているため、ちょっとした旅行や短期間の留学なども十分にカバーすることが可能です。
では逆にデメリットとして考えられるのは、どういった点でしょうか?
・補償金額が一般の海外旅行保険よりも低い
・補償対象が一般の海外旅行保険よりも少ない
まず1つ目のデメリットとして挙げられるのは、
「補償金額が一般の海外旅行保険よりも低いこと」です。
クレジットカードの付帯保険は無料である分、一般の海外旅行保険よりも補償金額が低めに設定されています。
具体的な補償金額はクレジットカードごとに異なりますが、例えば大手損害保険A社の傷害・疾病治療費用が1,000万円であるのに対し、クレジットカードB社では200万円にとどまっています。
設定された補償金額が、トラブルの解決に十分な金額かどうかを考えておく必要がありますね。
2つ目のデメリットは、「補償対象が一般の海外旅行保険よりも少ないこと」です。
冒頭で説明した通り、クレジットカードに付帯した海外旅行保険の多くは、補償対象に「疾病死亡」が含まれません。
クレジットカードの付帯保険の考え方は、海外へ渡航する場合に健康な状態であることが前提となっています。持病や、海外で発症が予期される病気があるのであれば、一般の海外旅行保険を選びましょう。
3. 付帯保険が充実!おすすめクレジットカード
① 社会人向け
社会人の方々には、幅広い保障を提供するカードが最適です。
■ アメリカンエクスプレスゴールドカード(アメックスゴールド)
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)は、
年会費29,000円(税抜)のゴールドカードです。
最高1億円補償の海外旅行傷害保険を付帯するなど、手厚いサービスが充実しています。
アメックスゴールドが付帯する海外旅行傷害保険は、家族特約つき。
また航空便遅延費用補償も付帯しています。
航空便遅延費用補償は、アメックスゴールドで航空券を購入した航空機の遅延により発生した宿泊費用や食事代を補償する特典です。海外は航空機の遅延や欠航が多いため、航空便遅延費用補償は国内以上に重宝します。
さらに、アメックスゴールド会員は、世界中のVIP空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスのスタンダード会員証を年会費無料で発行できます。
VIP空港ラウンジとは、ANAやデルタ航空といった航空会社が運営する上級会員専用ラウンジのことです。
通常、プライオリティ・パスのスタンダード会員になるには、
99ドル(約1万円)の年会費を支払う必要がある上、
VIP空港ラウンジを利用する度に 27ドル(約3,000円)の料金が発生します。
しかし、アメックスゴールド会員は、年会費無料で入会できる上、
年2回まで無料でVIP空港ラウンジを利用可能です。
年1回でも海外旅行や海外出張に行く方は、アメックスゴールドの利用で行き帰りの飛行機をVIP空港ラウンジで待つことができます。
■ 三井住友カード
三井住友カード(旧:三井住友VISAクラシックカード)は、
初年度年会費無料、2年目以降年会費1,250円(税抜)のクレジットカードです。
国際ブランドに世界中で決済利用可能なVISAかMastercardを付帯する上、
最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険を付帯するため、海外旅行用のクレジットカードとしておすすめできます。
三井住友カードは、銀行系カード特有の強いセキュリティ性が魅力です。
海外でカードを盗まれた場合も、24時間作動の不正利用監視システムや、本人確認能力の高い3Dセキュアを用いて、第三者の利用を防ぎます。
また、「プラチナカード」は、自動付帯の海外旅行傷害保険だけでなく、旅行中の財物の紛失や盗難、緊急の医療費用などをカバーする多様な補償が付いています。
① 学生向け
学生の方には、年会費無料、海外旅行傷害保険が自動付帯するカードが適しています。「学生向けカード」などは、年会費が無料または非常に低価格で、海外旅行傷害保険が自動付帯しています。
■ エポスカード
エポスカードは、年会費無料、さらに最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険が自動付帯します。
学生や専業主婦から社会人まで幅広く申し込み可能なため、
年会費無料で海外旅行傷害保険を自動付帯するクレジットカードとして最もおすすめです。
エポスカードの特徴は疾病治療費用が最高270万円補償されること。
一般的な年会費無料クレジットカードの疾病治療費用は200万円程度ですが、エポスカードはさらに70万円も多い補償額が設定されています。
インターネットから申し込み、全国のマルイやモディに設置されたエポスカードセンターを利用すると最短即日発行即日受取可能です。
海外に出発する直前で急にクレジットカードが必要になったら、まずは急いでエポスカードに申し込むことをおすすめします。
なお、エポスカードを年間50万円利用した場合は、上位カードであるエポスゴールドカードに切り替えが可能なインビテーション(招待状)が届きます。
エポスゴールドカードは通常年会費4,630円(税抜)ですが、インビテーションを利用し切り替えた場合は、永年年会費無料で保有可能です。
エポスゴールドカードは海外旅行傷害保険の傷害・疾病治療費用補償額が最高300万円に跳ね上がる上、国内外の空港ラウンジを無料利用可能になるなど、海外旅行に役立つ特典が充実しています。
■ 学生専用ライフカード
学生専用ライフカードは18~25歳までの学生のみが申し込めるクレジットカードです。
年会費は在学期間中だけでなく卒業後もずっと無料!
ポイントプログラムは通常のライフカード同様の業界最高水準。
ライフカードの学生専用限定特典として、海外利用分が5%キャッシュバックや海外旅行中の事故などを補償してくれる海外旅行傷害保険が在学中最高2,000万円まで自動付帯。
カードの紛失や盗難により不正利用された場合も損害を補償してくれるカード会員保障制度や学生専用お問い合わせ窓口など、学生のための補償プログラムも充実しています。
最大のメリットは海外旅行傷害保険が自動付帯!
それだけでなく、海外でのショッピングは後日5%キャッシュバック!
申し込める条件は厳しいですが、学生ならぜひ申し込みたい1枚です。
4. まとめ
今回はクレジットカード付帯保険について解説しました。
クレジットカードの付帯保険は、そのコスト効率と便利さから多くの人に利用されています。しかし、その適用条件や補償範囲については、しっかりと理解しておくことが重要です。あなた自身のライフスタイルや旅行の頻度に合わせて、最適なクレジットカードを見つけることが大切です。
クレジットカード付帯保険は基本的に「渡航から90日未満」の制限が設けられています。
それを理解した上で、クレカ保険を活用しましょう。
多くのカードに海外旅行障害保険が付与されているため、別途海外旅行保険に加入する必要がないのも便利です。
ただし、補償の範囲や金額、あるいは条件なども各カードによって異なるため、フィリピン留学に行く際は、自分のカードの保険内容をよく確認した方が良いでしょう。
また、クレジットカードは必ず発行されるものではありません。
発行までに1ヶ月前後は見ておきたいので、なるべく早めに申し込みすることをオススメします。
これからフィリピン留学に行く予定がある方は、ぜひこの記事を参考にクレジットカードを選んでみてください!
後悔のないフィリピン留学を!