最終更新日 2023年07月14日 by Actilabo
こんにちは!
Acti-LABOのSayoです(*´ω`*)
日本では2019年10月からの消費税に伴い、
現金を使わずにクレジットカードや電子マネーなどを利用した「キャッシュレス決済」が普及していますね。
特にPayPayやLINEペイ、楽天ペイなどのQRコード払いは、
スマホ1つで全てが事足りるので普段から利用している方も多いと思います。
さて、現金払いが主流のここフィリピンでも、
実はこの1年ほどで急激にQRコード払いが浸透しているのを知っていますか?
フィリピンで最近急速に広まるキャッシュレス支払い!
今回はその中でも一番メジャーなGCashの特徴、使い方を徹底解説していきます。
目次
2.GCashを使うメリット
■ 現金を持ち歩かなくていい!
■ GCash同士で送金し、引き出しができる!
■ 携帯のロードが購入できる!
3.GCashを使うデメリット
■ 使えるお店が少ない!
■ 現金でのチャージが面倒!
4.GCashの使い方
① アプリをダウンロードする
② アカウントを作成する
③ 料金をチャージする
④ お店でGCashを使って支払いする
1.GCashとは
GCashとは、フィリピンの便利なモバイルマネーサービス 。日本のPayPayに近いサービスになります。
フィリピンのGlobeという大手通信会社が提供する便利でスピーディーなモバイルマネーで、QRコードをスキャンするだけで支払いが完了する仕組みで、手間を省くことができます。
アプリに事前に資金をチャージしておくことで、GCashと提携している店舗や企業でスマートフォンを使って支払いができます。
物理的な店舗でのQRコードを利用した支払いだけではなく、送金や公共料金支払いなどの幅広いサービスが提供されています。
2.GCashを使うメリット
■ 現金を持ち歩かなくていい!
日本とは違い、スリや盗難などもまだまだ少なくないフィリピン。
現金を持ち歩くこと自体がリスクとも考えられます。
また、フィリピンで買い物をする際にレジで大きいお札(1000ペソ札)を出すと、お釣りがないので露骨に嫌な顔をされることが多いです。
でも細かいお金のたくさん入ったお財布は案外重いですよね・・・。
GCashなら、いちいち細かいお金やお釣りを気にすることなく、お買い物を楽しむことができます。
■ GCash同士で送金し、引き出しができる!
友達同士で割り勘したい場合や、家族や知り合いに送金したいという時など。
自分のアカウントで所持しているお金をそのまま、相手のアカウントに送金することができる便利なサービスです。
また、送金などでもらったお金は、現金で引き出すことができます。
■ 携帯のロードが購入できる!
フィリピンの携帯電話は、日本と違いプリペイド式。
自分が使いたい料金分だけの「プリペイドカード」を買って、前もって使う分だけをロード(チャージ)しておきます。
ロードするにはコインでカードを削って、カード番号やPIN番号を入力して・・・と色々手順があって面倒ですが、
GCashならカードを購入しに行く必要もなく、アプリ経由でロードが可能なのでとても便利です。
2020年最新版|フィリピンの現地SIMカードの購入・使用方法徹底解説!
3.GCashを使うデメリット
フィリピンでは、現金のみ対応のお店がまだまだたくさん。
GCashは大きなショッピングモールなどでは使えますが、
タクシーやコンビニ、スーパーでは利用できないので、活躍する機会が少ないのが難点です。
■ 現金でのチャージが面倒!
このGCashでQRコード払いをするには、一度フィリピンペソを手にしてから、
セブンイレブンや専用端末からチャージしないといけません。
最初に現金をお店で入金するという、なんともアナログで面倒なシステムです。
結局は最初にペソに両替しないといけないので、現金で支払ってもあまり変わらない…ということに。
IDなどを登録するとクレジットカードやPayPalから入金できるようになるので、
定期的に使う方は手続きをおすすめします。
4.Gcashの使い方
① アプリをダウンロードする
まずはお使いのスマートフォンに、GCashアプリをダウンロードしましょう。
② アカウントを作成する
アプリをダウンロードしたら、指示に従ってアカウントを作成します。
フィリピンの電話番号を入力して登録すると、
SMSに6ケタのコードが送られてきますので、入力して次へ進みましょう。
基本情報入力画面では
「名前」「誕生日」「住所」「メールアドレス」の入力をし、右上の Next を押します。
次の画面で間違いがないかチェックし、再び右上の Next をクリックしましょう。
暗証番号入力画面
アプリにログインする時に入力するパスワードを決めます。
誕生日や連番を避けた、4桁の数字を設定しましょう。
これでひとまず登録は完了!
Proceed to Login をクリックすると、GCashにログインすることができます。
③ 料金をチャージする
こちらがGCashのメイン画面です。
アカウントを作ったばかりなのでBalance(残高)がまだ0PHPとなっています。
さっそく現金をチャージしてみましょう!
チャージはバコロドのSMショッピングモールやGlobeショップなどでできますが、
今回は、Acti-LABO近くの宅配会社「LBC Express」でチャージしてみました。
こちらがLBCのカウンター。
窓口でGCashに入金したい旨を伝えると、
「これに記入してね!」と用紙をもらいました。
記入するのはたった4箇所。
①名前
②GCashに登録した電話番号
③入金したい金額
④署名
今回は200PHP入金してみました。
IDの提出を求められますので、パスポートを忘れずに持参しましょう。
用紙とお金を窓口で渡し、再びアプリを開いてみると、すでに残高が増えています。
これでチャージ完了!
今回は用紙に記入する方法でチャージしましたが、
セブンイレブンでアプリからQRコードを表示させてチャージする方法や、
Globeショップにあるマシンでもチャージできます。
いちいち記入が面倒くさいという方には、マシンでのチャージがおすすめですよ。
④ お店でGCashを使って支払いする
入金をしたら、実際に使ってみましょう!
GCashの使えるお店は、レジのこの立て札が目印です。
レジなどにこのようなQRコードが設置されていれば、GCashで支払い可能。
レジで支払いの際に「Gcashで払います」と伝え、
まずはアプリを立ち上げて、アイコンの「Pay QR」をクリックします。
QRコードを読み取る画面になるので、
上の「Scan QR Code」を押し、お店のQRコードを読み込み。
値段を入力する画面ではレジで提示された金額を入力し、
「Confirm」を押すと、このように「successfully paid」の画面になります。
これをお店の人に見せて、お店の人が番号を入力したら支払い完了です!
SMSで「支払いされました」というメッセージも届きますので、確認しましょう。
日本と変わらず、スキャンして金額を入力するだけで、簡単に支払いができました!
5.まとめ
いかがでしたか?
フィリピンで急速に普及しつつあるGCash。
まだまだ不便で使いづらい部分もありますが、
ショッピングモールなどでは、スマホで買い物するフィリピン人も度々見かけるようになりました。
現在GCashが使えるお店はまだまだ限られており、完全にキャッシュレスで生活するまでにはまだ時間がかかりそうですが、
確実に発展を遂げて日々変化しているフィリピンのお金事情に注目していきたいですね!
後悔のないフィリピン留学を!