こんにちは。
Acti-LABOインターン生のKotomiです!
今回はあなたは英語で日本の文化をどう伝える!?|フィリピン留学の現地学校訪問レポート・奮闘記!です。
Acti-LABOでは定期的に現地学校を訪問し、日頃マンツーレッスンやフィールドワークで身につけたスピーキング力を発揮してもらうために異文化交流プロジェクトを行っています。
今回は現地の高校を訪問して現地高校生と異文化交流プロジェクトを行ってきました。
午後の校外学習であるフィールドワークだけでなく、学外で更なるフィリピンのリアル学ぶことができる貴重な機会です。
異文化交流として現地で貴重な体験をしながら、英語を使い、もっとスピーキング力を身に付けて話せるようになりたいという強く思います。
というわけで今回は、高校訪問の様子についてご紹介します!
学校で日頃マンツーレッスンやフィールドワークで身につけたスピーキング力を実践の場でどのように生かし、どのように学んでいるのか
について知っていただければと思います。
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目次
1. Acti-LABOの異文化交流プロジェクトについて
2. 事前準備
3. 当日の様子
① 英語で日本文化の紹介
② 英語で折り紙をレクチャー
4. 生徒の感想
5. まとめ
1. Acti-LABOの異文化交流プロジェクトについて
Acti-LABOでは定期的に当校主催の異文化交流プロジェクトを行っています。
また、異文化交流プロジェクトである学校訪問(幼稚園、小学校、高校、大学)だけでなく、
フィリピンの銘菓bong bong工場やペプシコーラ飲料工場見学、
Tシャツプリント体験やパン屋での職業体験などの様々なアクティビティーを定期的に開催しています。
ここでしかできない異文化経験から何を学び、どう活かすのかを考える機会を得ると同時に、
英語を使って交流、体験することで、
”実践的な生きた英語”を学び、スピーキング力を伸ばしていくことを目的としています。
2. 事前準備
今回の学校訪問では、
・英語で日本文化の紹介
・英語で折り紙レクチャー
ということをしました。
あなたであれば、英語でどんな日本文化を紹介しますか??
①お寺や神社・着物といった伝統文化
②日本の独特な慣習・マナー
③最近流行りのトレンド
など日常生活に関することまで、紹介できることはたくさんあると思います。
「Japanese culture」と検索してみると、
外国人が日本に来て驚いたことや、面白いと感じことがわかり、
私たちは当たり前に思っていることが、驚きや感動をもたらすということがわかります。
例えば、「日本の電車は時間通りに来て感動する」ことは、私たちの生活では当たり前のことですが、
フィリピンでは、バスの時間もジプニーの時間も決まっておらず、乗り物が来た時に乗るのが日常です。
日本では交通機関の時間がキッチリ決まっていることを知ったら、
高校生たちはどんな反応をするでしょうか?
どのように紹介するか、パワーポイントを作成したり、絵を描いたりと
発表に必要な準備をしていきます。
個人での準備を終えたら、先生や生徒の前で予行練習です。
実際に練習してみることで、現地での流れを再確認。
どのトピックでも先生方の反応がよく、高校訪問の前に緊張もほぐれます。
その後も、出発時間ギリギリまで各自の発表を何度も自主練習する様子が見られました。
2. 当日の様子
「フィリピンの高校生はどんな感じだろう?」
「自分の英語がちゃんと伝わるかな?」
など、高校生との交流に期待と緊張を感じながら、高校へ到着!
カラフルで可愛い制服を着た高校生たちと、その先生たちが温かく迎えてくれました!
まずは自己紹介から。
名前、年齢、趣味などに加えて、覚えた現地の言葉で挨拶をしたり、
好きな食べ物を紹介を行いました。そうすると、高校生たちは大盛りあがり。一気に緊張がほぐれました。
フィリピンの高校生たちって、とてもノリが良い!!
たくさんの拍手を受け、距離がぐっと近くなるのを感じます!
① 英語で日本文化の紹介
いよいよ英語で日本文化の紹介に入ります。
「日本では挨拶の時に、どのような行動をとるでしょうか?
①ハイタッチ ②ウィンク ③お辞儀 ④キス
正解だと思うものに手を挙げてください~!」
ほとんどの生徒が、正解である「お辞儀をする」ということを知っていました。
お辞儀が日本の習慣であることは、フィリピンでも有名なようですね!
他にも「いただきます」「ごちそうさまでした」などいくつかの挨拶の言葉を紹介しました。
「いただきますは食事の前に言う言葉で、
食事を作ってくれた人や自然の恵みへの感謝を表します」と説明すると、
「へぇ〜!!」と高校生たち。
「いただきます!!」
「ごちそうさまでした!!」
初めて聞いた日本語で、しかも長い単語であるために発音が難しかったにも関わらず、
大きな声で、教わったばかりの日本語を何度もリピートします。
なかなか日本人と出会う機会のない現地の高校生たちにとって、
今回の私たちの学校訪問はとても嬉しく貴重な経験となったようですね。
私たちが紹介した日本語や日本文化をきっかけに、もっと日本に興味を持ってくれたらいいなと思いました!
② 英語で折り紙レクチャー
続いて、折り紙を使った交流です。
「折り紙、知ってる人〜?」と聞くと、
「はーい!」「知ってる!」とたくさんの手が挙がります。
ここでは8〜10人にグループ分けしたフィリピン人高校生の中に
Acti-LABO生徒さん1人が入り、より近い距離での交流を図りました。
英語初心者の方にとっては、
「折り紙を英語で教えるなんて、難しそう・・・」と思うかもしれません。
しかし、「open」「fold」など簡単な言葉で、
見本を見せながら折れば伝わるので大丈夫です!
スムーズに行かなかったり、説明がうまく伝わらないときには、「like this」が役立ちます。
見本を見せて「like this」と言うと、視覚的に伝えられるんですね。
また「Nice!」「Correct!」「Right!」など、ほめ言葉も使えば、より盛り上がります!
今回は鶴、ハート、紙風船、ボート、バナナの折り方をそれぞれ教えました。
皆さんは何か、折り紙で作れるものはありますか?
難しいものである必要はありません!
折り紙は英語に自信がなくても、十分な表現ができないと感じていても、
見本を見せながら作ることができるので、
1つ作れるものがあれば、外国の人と交流の幅が広がりますよ!
折り紙が完成したら、少しの間フリートーク。
高校生にヒリガイノン語(現地の言葉)を教えてもらったり、質問を受けたり。
より深いコミュニケーションができたと感じたのはこの時です。
「兄弟はいるの?」
「お父さんの仕事は?」
「将来の夢は?」
高校生たちから英語でどんどん質問され、
私がわからない様子を示すとより詳しく説明してくれるなど、
現地の高校生のコミュニケーション力の高さを感じました。
普段の授業で行っている会話は1対1のコミュニケーションですが、この時は複数を相手にするもの。
よく理解ができない時でもその都度止まることなく、会話は進んでいきます。
フィーリングも求められるリアルな会話を経験して、これまでとは違う刺激を与えられました。
4. 生徒の感想
身振り手振りでコミュニケーションをとれたが、
もっと英語を話せるようになりたいと思った。
調べていく中で、日本の良いところにも気付くことができた。
どんどん話しかけてくれたので、最初は緊張していたがすっかり忘れて楽しんでいた。
という感想が聞けました。
それぞれ、高校生との交流を楽しみ、
交流を通じてコミュニケーションの取り方や英語を使うことに関して感じることがあったようです!
私自身の反省点としては、一緒に楽しめる共通の話題を持っていなかったことです…
ここでは、韓国のアイドルや曲が人気なようで、
「ブラックピンク知ってる?」
「BTS歌える?」
と話題になりましたが、何も知らなかったので
「Sorry, I don’t know.」
としか言うことができませんでした。
K-popが好きな人は、大盛り上がりだったでしょう。
流行りを知って、ある程度知識を持っていればよかったです。
また、「なにか歌える英語の曲はある?」と言われることも。
音楽を普段聞かない私にとって、困る質問でした。
好きな歌手はいなくとも、CMで流れるような有名な曲だけでも
知っていれば…と思いました。
普段の友達との会話の中で盛り上がるのは、どんなことでしょうか?
きっと、楽しいことを共有できるときではないでしょうか?
言語が違ってもそれは同じ。
これから、海外に行く予定のある人、外国の人と交流する機会がある人は
自分の好きなアイドルの話、スポーツの話など、
なにか共通の話題を持っておくと言語の壁に関係なく、
活発なコミュニケーションができると思います!
4. まとめ
いかがでしたか?
今回は現地の高校で日本の文化の紹介をしたり、折り紙やゲームを通じて交流したりと
楽しい時間を過ごしました。
これまで学んだ英語をアウトプットする良い機会になるとともに、
実際に話すことで、伝えることができたときの喜びや、伝わらないときのもどかしさを実感し、
自分の英語力をもっと上げたいというモチベーションアップになりました!
また英語力だけでなく、様々なことに興味関心、自分の意見を持っていることが
コミュニケーションをとるうえで大切さだということに気づかされました。
異文化交流を通じて、自分の興味関心の範囲も広げられると良いですね♪
後悔のないフィリピン留学を!