英語日記の書き方を解説!スピーキング力を向上させるためのポイント[フィリピン留学新聞43]

こんにちは!
Acti-LABOインターン生のKotomiです!
「英語を話せるようになりたい!
でも、どのように勉強したらよいのかわからない・・・。」

英語を勉強している人なら誰もが抱える悩みではないでしょうか?

言いたいことがあるのに、
どのように言えばよいかわからない、うまく伝えられない
というのはもどかしいですよね。
文法や英単語は教材を使って覚えることができます。
また、リーディングは英文記事や洋書を読むことで勉強することができます。
では、スピーキングはどのように勉強すれば伸びるのでしょうか?
インプットだけでなく、アウトプットが必要になるスピーキングは、勉強するのが難しいですよね。

私もActi-LABOでインターンをしながら、スピーキング力を伸ばしたい一心で、
世間一般でオススメされている勉強法からユニークな勉強法まで様々な勉強法を試してきました。
今回は私が試したスピーキング勉強法の中から、
スピーキング力を伸ばすだけでなく英語力の底上げにも繋がると実感した
「日記を使った勉強法」についてご紹介したいと思います!

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目次

1. 英語で日記を書くことのメリット
2. 英語日記を書く前に準備するもの
3. 英語日記の書き方
4. 英語日記を書くときに気を付けるべきポイント
5. 英語日記の添削例
6. 日記を続けたことによって得られた効果
7. まとめ

1. 英語で日記を書くことのメリット

英語日記
突然ですが、皆さんは日記をつけていますか?
ここActi-LABOでは、スピーキング力を伸ばすため、生徒全員が毎日英語で日記を書きます
日記は「書くこと」、スピーキングは「話すこと」
この2つがどう関係するの?? と思う方も多いかもしれません。
日記を書くことのメリットとしては、

●自分の考え、言いたいことを英語で表現できる
●文章の組み立て方を練習できる
●身近な話題で使う単語や表現を学べる
●学んだ知識の使い方を確認できる

という点が挙げられます。
スピーキングで求められることは自分の意見や考えを伝えること。

スピーキングが難しい、英語を話せないと感じる大きな理由としては、
言いたいことがあるのに言葉が出てこない、
どのように言えばよいかわからない、ということがあります。

では、伝えるための単語や表現を知っていれば、話すこともできるはず!
毎日日記を書くことによって自分の考えを自分の言葉でまとめ、
また人に伝える練習ができるので、スピーキングの上達にも効果的なんです!

2.英語日記を書く前に準備するもの

ここでは英語日記を書くときに必要なものを解説します。

①ノート

Acti-LABOの留学期間中は、
生徒さんにノートに日記を書いていただいています。

ノートを使うことにより、手を伝って書くことで脳が刺激され記憶が定着しやすかったり、
囲みやアンダーラインをつけることで思考を整理しやすくなるメリットがあります。

オンラインレッスンの際も、
ノートに書いたものを写真に撮って送っていただく方法を行っている方が多いです。

②スマートフォン

スマートフォンのメリットは出先でも気軽にメモが取れることです。

オンラインレッスンの生徒さんの中には
日中のスキマ時間で日記を書き、そのままチャットで送っていただいている方もいます!

3. 英語日記の書き方

それでは日記の書き方について紹介していきましょう。

①日付/曜日/天気

②その日の出来事

③出来事に対する感想

 

①日付/曜日

日記には日付、曜日を書くようにしましょう。

日付の書き方は、イギリス英語とアメリカ英語で異なります。

曜日/日/月/年の順序で書くのがイギリス英語なのに対し、

曜日/月/日/年で書くのがアメリカ英語です。

(例)2024年3月24日 日曜日の場合

イギリス英語:Sunday,22th March 2024

アメリカ英語:Sunday,March 22th, 2024



②その日の出来事

そして、その日にあったことを英語で書きます。
・食べたもの

・行った場所

・新しく学んだこと

など書く内容は様々です。

英語日記1
この日に私が書いたことは
朝食にマンゴーを食べたこと、授業中に先生と話したタピオカについてです。笑
このように、何でも書きたいことをドンドン書きましょう!


③出来事に対する感想

そして、その日起こった出来事に対してあなたが感じたことも書きましょう。
自分の意見を英語で書く練習をすることでコミュニケーション能力を高めることができます。

(例)
・出来事:朝食にマンゴーを食べた
・感想:朝ごはんを食べることは大切である

・出来事:授業中にタピオカの話をした
・感想:食べ過ぎるのは健康に良くないのではないかと不安に思う

4.英語日記を書くときに気を付けるべきポイント

日記を書く際に工夫していることは以下の4点。

① 日記を書く際にわからない表現があれば、調べる!

今回は「マンゴーをまるごと、1人で食べた」という表現をしたかったのですが
どのように表現すればよいかわからなかったため、調べました。
「まるごと」というのは「whole」という形容詞で表現できるというのが、今回の学びです。

この表現を覚えたことによって
「マンゴーを食べた」という事実がより詳しく伝えられます。
カットされたマンゴーではなく、まるごとひとつを食べたというように、
より正確に相手に伝えることができるようになりました。

もちろんこれを他の食べ物や事柄にも応用することができ、
伝えたいことがより正確に表せるようになります

②簡単な日本語に考え直す

英語日記は、自分が知っているボキャブラリーで表現するのがおススメです。
日本語で伝えたいことが複雑な場合は、もっと簡単な文表現ができないか日本語を考え直してみましょう。
難しい言い回しを調べても、日常で使える可能性は低いです。
普段の日常会話で使えるよう、自分の知っているボキャブラリーで表現をする訓練をしていきましょう。

③ 「I(私)」が続かないようにする!

自分の日記は自分が主語になるので、どうしても文章の始まりが「I think~」「I learned~」となってしまいがちですね。

同じパターンでばかり書いていると、表現の幅が限られてしまうのではないかと考えたため、
パターンが同じにならないように、自分以外のものを主語にしたり、他の表現ができる場合は言い方を変えたりしています。

④ 自分で書いた日記を音読する!

自分で書いたものを声に出して読んでみましょう。
発音やイントネーション、抑揚のつけ方など、話すときの練習になります。
自分が作った文章は自分で表現できる範囲のものなので、
簡単すぎることも難しすぎることもなく、勉強できます。
調べて学んだ新しい表現も読んで使い方を復習することができるので、
自分の表現できるものとして身につけられるんです!
また、発音が曖昧なものは、レッスンの際に先生に確認をするようにしてください。

5.英語日記の添削例

ここでは添削例をご紹介します。

文法を正しく身につける

「フィリピンには野良犬がたくさんいることを不思議に思う」という表現を
このように添削してもらいました。
ここでは定冠詞・名詞・形容詞の正しい使い方に関して教わりました。

添削前
“I wonder plenty of the street dogs in Philippines.”

添削後
“I wonder why there are plenty of street dogs in the Philippines.”.

定冠詞the は「特定の一つしかない」ものを表します。
そのため、複数形である”street dogs”には”the”はつけず、
固有名詞であるフィリピンは”the Philippines.”が正式であると学びました。

また、「犬が有害ではない」と伝えたいときは、
名詞の”harm”ではなく “harmful” という形容詞を使うことが適切であると教わりました。

よりふさわしい表現を身に着ける

「海沿いを歩きながらラジオを聴くことが好き」という表現を
このように添削してもらいました。

添削前
“My hobby are listening to music, listening to radio and walking beach side”

添削後
“My hobby is listening to music. I listen to the radio while walking at the beach”.

私は「~しながら」という表現でふさわしいのは「while」だと教えてもらいました。
「while」という言葉は高校で習ったので、
単語テストの形式であれば意味を答えることはできます。

しかし、いつ・どんなときに使うのかまでは身についていなかったため、
自分で文章を考えるときに使えるレベルになっていませんでした。

このように、添削してもらう機会があれば、
「意味は知っているけど自分で表現する際には使えていない言葉」に気づくことができます。
次に同じような表現をしたいときに、スムーズに使うことができるようになるでしょう。

6. 日記を続けたことによって得られた効果

英語日記5

英語で日記を書くことは、今ではすっかり日々の日課となっています。日記を記載→音読→添削→音読、の流れを繰り返すことにより、

以下の力が身についたと感じています。

①日常生活で使用する語彙が身につく

毎日日記を書くと、よく使う単語や表現が出てきます。
それらの音読を繰り返すことにより、日常会話でもとっさ口から出てくるようになるでしょう。

 

② 表現の幅が広がることでスピーキング力が向上する

英語日記で書く内容は、日常生活に直結しています。

実際の会話で使う表現を、アウトプットする練習となるため、
英語日記はライティングとスピーキングの力を上げることに非常に効果的です。

7.まとめ

いかがでしたでしょうか?

私が英語日記を書き始めた頃は書きたいことがたくさんあって、まとめることに苦労していました。

1日分の日記を書くのに2時間程度費やしたことも・・・(!)
思いのままに書いていたため、文法の間違いや表現などあいまいなことも多かったです。
しかし、毎日続けることで書くことに慣れていきます。

また、わからない表現をすべて調べたり、書く手を止めて考え込んだりするのではなく、
自分がもっている表現の中で伝わるように工夫することも増えていきました。

今では、1日分の日記は30分程度でまとめることができています。

完璧な文章を書けるようになったというわけではありませんが、
書くときに文法に注意を向けて書くこともできるようになっています。

日記を使った勉強法はこれまでインプットした知識をアウトプットできるという点で
1人でもできる、スピーキングの良い練習になります。
これから留学予定のある人は留学に備えて、
スピーキング力を伸ばしたいと思っている人は自分で表現する練習のために
日々の日課として取り入れてみてはいかがでしょうか。
当校ではオンライン英会話も受け付けております。現地さながらの日記添削術を体感してみてください。
アウトプットの練習をして表現力を高めましょう!

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Kotomi

発展途上国に興味を持つ都内の大学2年生。 フィリピンは人生で2度目の海外。英語のスピーキング力アップを図りながら、不慣れながら海外経験を積むため心配性な性格ながらも思い切ってフィリピンへ。 Acti-LABOでは海外初心者の視点や英会話初心者の目線でお伝えしていきます! フィリピン留学に関してご質問、ご相談等あればこちらまで。 info.actilabo@gmail.com