フィリピン留学ガイド:現地通貨ペソへの両替完全マニュアル [フィリピン留学新聞42]

最終更新日 2023年07月15日 by Actilabo

こんにちは、
Acti-LABOインターン生のKotomiです!

今回は現地での生活を楽しむために必須な、お金についてのお話です。

せっかく海外に行ったら、おいしいご飯を食べたり、買い物やアクテビティなどを楽しみたいですよね。
しかし実際、どのようにフィリピンのお金を用意したらよいのかなど、知らない方も多いかもしれません。

お金の支払方法としてはクレジットカード払い現金払いがありますが、

現金を利用するには現地通貨への両替をしなければなりません。

「事前に両替していくべき?」
「少しでもお得に両替するには?」
「現地での両替は安全にできるの?」

など、お金に関しては不安と疑問が尽きないですよね。

これらの不安と疑問を解消すべく、いつ・どこで両替できるのか、
最後には実際の現地スーパーでの両替の流れを詳しくご紹介します!

フィリピン留学中の通信事情|現地SIMカードの使用方法徹底解説!はコチラ

2020年最新版|フィリピンの現地SIMカードの購入・使用方法徹底解説![フィリピン留学新聞2]

目次

  1. フィリピンの通貨とその特徴
  2. 日本国内での両替の手順と留意点
  3. フィリピン現地での両替のポイント
  4. スーパーマーケットにおける両替の流れ
  5. 結論と対策

1. フィリピンの通貨とその特徴

まずは基本情報から。

フィリピンのお金にはどんな種類があるのかみていきましょう。

フィリピンの通貨
フィリピンで使用されている通貨は「ペソ」で、PHPと表記されます。
日本と同じように紙幣と硬貨があります。
【紙幣の種類】

20ペソ、50ペソ、100ペソ、200ペソ、500ペソ、1000ペソの6種類です。
200ペソは見かける頻度が低いので、手に入るとラッキーな紙幣ですね!

【硬貨の種類】

1ペソ、5ペソ、10ペソがあります。
これらの硬貨は頻繁に使いますので、できるだけ多くの小銭を持ち歩くようにすることをオススメします。

フィリピンでは、乗り物のドライバーや個人のお店などではおつりを持っていないことも多く、
大きい額のお札を出したときには購入を拒まれるか、おつりを返してくれないなんていう痛い目に遭わされてしまいます。
スーパーでの支払いに大きな紙幣を利用して、小さな紙幣や硬貨をおつりで受けとり手元に残すと、支払いに困りませんよ!

また硬貨には1ペソより小さい、1センタボ、5センタボ、10センタボ、25センタボもあり、スーパーで買い物をした際におつりとして受け取ることが多いです。
1センタボは実際にはほぼ流通していないようで、ほぼ見かけません。

【フィリピンペソの為替レート】

フィリピンペソの為替レートをおおまかに計算するには、フィリピンペソを2倍すると日本円になると考えればいいでしょう。
しかし、実際に両替する際には、両替場所によってレートが変わってきます。
それは各両替業者がそれぞれに両替手数料を設定しているからです。

両替をする場所としては日本、フィリピンののどちらでも可能です。
では、実際はどこで両替するのがお得なのでしょうか?

2. 日本国内での両替の手順と留意点

日本での両替
事前にお金を用意しておきたいという方は、
フィリピン到着前に日本で両替することができます。

【両替できる場所】

Kotomi

① 銀行

お金のことといったら銀行!

信頼性もあり、安心できますよね。
しかし、店頭窓口でフィリピンの通貨・ペソを取り扱っている銀行は少なく、空港出張店舗の利用が主になります。

Kotomi

② 両替所

街にある両替所の利用です。

フィリピン通貨を必ずしも取り扱っているとは限らないので、取り扱いがあるか事前に確認して余裕をもった準備が必要です。

Kotomi

③ 空港

空港には銀行以外にも両替店や両替機での取り扱いがあります。

確実に両替ができ、日本語で手続きが行える点で安心できます。
また出発当日でも両替できるので便利ですね!

しかし、レートや手数料の点で現地での両替に比べるとお得ではないとされています。
参考までに成田空港グループ直営のGPA外貨両替専門店でのレートは
1ペソ=2.42円です。(2019年7月12日時点)

Kotomi

④ 外貨宅配サービス

オンラインで申し込みができるので、窓口に行き手続きをする必要がありません。

事前に手元に届くということで渡航前にお金の悩みは解消されますね。
一定の金額以上の申し込みで手数料や配送料の割引を実施しているところがあるのも特徴的です。
宅配サービスを行っている会社はいくつかあるので、レートや手数料、配送料など比較しながら選ぶこともできます。

しかし、最低両替額が決まっているので両替の額が少ないと利用することができません。
また、届くまでの期間を考慮した準備が必要です。

Travelexのレートは
1ペソ=2.53円となっています。(2019年7月12日時点)
加えて金額によって配送料がかかります。

3. フィリピンでの両替のポイント

フィリピンでの両替
一般的にフィリピンで両替するほうが、日本でするよりもレートが良いとされています。

【両替できる場所】

Kotomi

① 空港

日本の空港と同じように空港の両替所で両替をすることができます。

日本で両替をしておらず、空港からの移動手段としてバスやタクシーなどの乗り物を利用する際には空港で現地通貨を手に入れる必要があります。

Kotomi

② スーパーやモール

スーパーやモールにあるサービスセンターで両替する方法です。

生活の身近な場所で両替できるので便利ですね。
また、日本での両替に比べてお得にできます。

参考までに私が先日スーパーで両替した時のレートは1ペソ=2.16円でした。

空港、スーパーやモール、いずれも日本円現金での両替になります。
日本から現金を持ってくるのを忘れないでくださいね。

Kotomi

③ ATM

海外で利用できるキャッシュカードやクレジットカードのキャッシングを活用します。

日本円を持っていなくても現地通貨を引き出すことができます。
大金を持っていることが怖い場合や、初めに持っていたお金が生活していく中で足りなくなった場合に便利です。
フィリピンでクレジットカード払いができる場所は限られていますが、キャッシングのためにカードを持っておくのも良いと思います!

ATMは銀行やショッピングモールに設置されています。

4. スーパーでの両替の流れ

現地で両替したいけど・・・

「英語でのやり取りが不安」
「なんとなく、難しそう」
という方のために、一連の流れをご紹介します!

【必要なもの】

・日本円
・パスポート
【手順】

①スーパーのサービスセンターに向かいます。

Money changer
「Money changer」の表示がある場所でできます。

②スタッフに両替をしたいと伝えます。

③両替に必要な紙を渡されるので記入します。

両替手続き
*記入事項*
名前、日付、住所、誕生日、出生地、国籍、パスポート番号、電話番号、両替額、署名
④両替したい額とパスポートをスタッフに渡します。

⑤スタッフの人が手続きを始めるので、終わるまで待ちましょう。

⑥スタッフの人からフィリピンペソとレシートを受け取ります

金額が正しいか、その場できちんと確認しましょう!

5. まとめ

いかがでしたか?

日本での両替とフィリピンでの両替についてそれぞれ紹介しました。

上記に記載したレートで考えると、

・日本で両替した場合・・・
1万円の両替で 4,132ペソ

・フィリピンで両替した場合・・・
1万円の両替で 4,620ペソ

となるので、フィリピンで両替したほうが500ペソほどお得に両替できることになります!
500ペソあれば、フィリピンの飲食店では2食程度のご飯が食べれるので
この差は意外と大きいですよ!

現地での両替も難しくはないので、お金の不安を解消して楽しい生活を送ってくださいね♪

後悔のないフィリピン留学を!

実践型「机に座らない」英語留学

The following two tabs change content below.
アバター画像

Kotomi

発展途上国に興味を持つ都内の大学2年生。 フィリピンは人生で2度目の海外。英語のスピーキング力アップを図りながら、不慣れながら海外経験を積むため心配性な性格ながらも思い切ってフィリピンへ。 Acti-LABOでは海外初心者の視点や英会話初心者の目線でお伝えしていきます! フィリピン留学に関してご質問、ご相談等あればこちらまで。 info.actilabo@gmail.com