こんにちは!
毎日マンゴーを食べている、Acti-LABOインターン生のMiuです!:D
突然ですが、
皆さんは、今まで英語を何年間勉強してきましたか?
中学から大学まで、学生時代だけでも10年間勉強し続けた人も多いですよね。
ところで、その勉強は実際にあなたの身につきましたか?
悲しいことに、日本では10年近くも英語の勉強に時間を費やしてきたにも関わらず、
英語が全然話せない人が少なからずいる、という現実があります。
実際に私もそうでした・・・。
しかし、現在フィリピンで勉強し続けて5週間になりますが、今では現地の人とのお喋りを楽しめるくらいのスピーキング力を身に付けることができたんです!
そこで今回は!私がActi-LABOで実際に留学をして考えた・感じた、
「スピーキング力を上げるために大切なこと」をActi-LABOの授業内容と共に皆さんにお伝えしたいと思います!
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目次
1. まずは自己紹介
2. 私はこれでスピーキング力を上げた!4つの授業
①毎日英語日記
②先生とのディスカッション
③ショートエッセイをリスニング&要約!
④フィールドワーク&プレゼンテーション
3. 授業外でも!スピーキング力アップのためにやっていること
4. スピーキング力が伸びたからできた、新たな目標
5. まとめ
1. まずは自己紹介
Miu
学年:大学4年生(1年間休学中)
出身:東京都
滞在期間:7週間(内2週間生徒・5週間インターン生)
留学の目的:夏からのヨーロッパ留学に向け英語力を伸ばしたい、海外で働く・暮らすと言う経験をしてみたい
日本だけでなく世界中に友達が欲しい、そしてその人達と深いコミュニケーションが取りたい!そう思ったことが私が英語の勉強を始めたきっかけでした。
留学前の英語のレベルについてですが、
高校・大学と一般受験だったため、かなりの時間を費やして英語を勉強し、都内進学校に合格する程度の偏差値は持っていました。
しかしいざ英語を話すとなると、今まで蓄積してきた知識はどこへやら。
頭は真っ白になり言葉が出てきません。。。単語も覚えてはみるものの、実際に使う機会が無いためにすぐ頭から抜けて行ってしまいます。
これが私のリアルの英語のレベル、そして日本の英語教育の現実なのだと痛感しました。
「とにかく英語を話せる環境に身を置きたい!」
そう思い、フィリピンへの留学、ここActi-LABOへの留学を決めました!
現在はインターン生として奮闘中しながら、英語の勉強も続けています。
そんな私がActi-LABOの授業を受けて、どのようにスピーキング力を伸ばすことができたのでしょうか?
2. 私はこれでスピーキング力を上げた!4つの授業
日本と同じ座学スタイルでも、Acti-LABOの授業は常に実践的!!
私は基本的な文法については理解していたので、とにかくスピーキング力を伸ばすことを重視した授業を受けています。
その中でも私が実際に効果を得られた、スピーキング力を上げるきっかけになったと思う授業を3つ紹介したいと思います!
①毎日英語日記
朝のマンツーマン授業ではまず、ウォーミングアップがてら毎日の宿題である英語の日記チェックから。
はじめに声に出して日記の内容を伝え、先生に発音の修正をしてもらいます。その後、文章の添削をしてもらいます。
実は最初にしてこれが私の一番好きな時間です(笑)
日常会話のフレーズを蓄えることができますし、自分の体験や思ったことをどのように表現するかという実践力も身につくんです!
私がこの課題を通して気付いたのは、意外にも「スピーキング力を上げるには正しい発音ができるようになることが大切」だということ。
驚くことに、簡単で馴染みが深いと思っていた単語の中にも発音が正しくない単語がたくさんありました。
例えば、「she」
「she」の発音は [ʃ iː]、「sea」[siː]とは異なります。[ʃ]と[s]を 区別することが必要です。
日本人には難しい発音で私も最初は苦戦していましたが、先生に「図書館で大声を出している人に対して『シー』って注意するイメージで」とコツを教えて貰い、かなり改善することができました!
「really」
日本人が苦戦する発音の一つとして「r」と「l」があります。
私にとってもこの区別が一番の課題となっていて、特に「really」は日記の中でもよく使う単語にも関わらず先生に何度も「l」の発音になってる!と指摘を受け、読む際には全力で意識するようにしています。。!
いかに今までの勉強で発音をあまり意識してこなかったかを痛感します。
単語や文法は正しくても一度で意味が通じなかったり、微妙な発音の違いで全く異なった意味で伝わって閉まった経験から発音の大切さを実感し、改善に力を入れています!
さらに、私は留学前にも英語で日記を書く習慣をつけていたのですが、今みたいに毎日発音や文章を修正してくれる人は周りにいませんでした。
なんて貴重な機会なんだ!と思い、今は必要以上に書いてたくさん添削してもらっています(笑)
また、同じ意味合いの単語を教えてもらえるので、表現の幅も広がります。
自分のことを文字にすることによって話題が広がり、先生ともより仲良くなれます!
ある日、日記に「海に行きたい」と書いたことから、週末に海に連れて行ってもらえました!
念願の海に行けただけでなく、現地のことをよく知っている先生のおかげで行動範囲が広がり、さらに休日に英語を話す機会を得ることができ一石三鳥でした!
今度の週末には先生オススメのカフェに連れて行ってもらう予定です ^_^
②先生とのディスカッション
選ばれた題材に沿って、先生との意見交換を行います。
テーマの一例としては「友達」「家族」「趣味」「恋愛」「睡眠」といった身近なものから、「交通機関」「メディア」「避妊」と言ったユニークなものまで。
毎回、今日は何について話すのかな!?とワクワクします♪
例えば、「Is education the key to a succeessful future?(教育は未来の成功の鍵だと思いますか?)」
日本語でも答えるのが難しい、深いテーマも取り扱います。
もちろん、ディスカッションの途中でも先生から発音の訂正が入りますよ!
ただ教材を読むのとは違い、自分の考えや想いについて話すとなると相手にちゃんと伝わって欲しいですよね。いつもに増して発音の修正に身が入るんです。
私はディスカッションの中でパッと出てこなかった言葉をその場でメモし、後で自分で調べて自分だけの「出てこなかった単語ノート」を作成しています。
このように、ディスカッションの授業を語彙を増やすという自身の学習に活用しています!
先生も自分の意見を述べてくれるので、言い回しや単語の使い方の参考にもなります。
私は先生が使っていたフレーズをその場で復唱して、自分のものにしています!
例えば、
「I mean」
「つまりね・・・」情報を付け足したり言い換えて分かりやすく伝えたい時、特に言葉に詰まった時に使える表現で、私も話と話を繋げたい時に多用しています。
「My mind changed」
ディスカッションの中で、先生の意見を聞いたりして、自分の意見が変わることがしばしばあります。
日本語でも、自分の意見が変わった時は「やっぱり・・・」とか「考え直したけど・・・」といった前置きを使いますよね。いきなり意見がガラッと変わった時に使う表現を覚えておくことで、信憑性のある会話ができるようになりました!
このように先生がよく使う表現を真似し、使いこなせるようになったことで、
英語を口から出すことに対しての抵抗が少なくなり、スピーキング力の向上だけでなく、英語を喋りたい!という意欲の向上に繋がりました!
さらに、ディスカッションを通して、個人としての感覚の違いやお互いの国の文化・環境・価値観の違いを知ることができます。
特に、フィリピンは9割以上がキリスト教信者の国のため、
宗教が影響する考え方がたくさん見られるところが面白く、「この国についてもっと知りたい!」といつもついついお喋りを楽しみすぎてしまいます ^_^
③ショートエッセイをリスニング&要約!
自分に足りないのはスピーキング力、と思って留学を決めた私でしたが、いざ留学をしてみるともう一つの壁に突き当たりました。
それは、「先生が言っていることが聞き取れない・・・。」
当然スピーキングには相手が必要ですから、これも大きな課題となりました。
しかも、先生が使っているのは難しい単語ではなく私も馴染みのある単語達!
英語は音が繋がっていることがあるため、単語同士がブレンドされ違う単語に聞こえることも。分からずに聞き返すと、「え!そんなに簡単な単語だったの!」ということもしばしば。
実践経験が乏しい私には、語彙を増やすことだけでなく、英語を聞き取る練習が必要だったのです。
そんな私に先生が用意してくれたのがListening(リスニング)に特化した授業。
先生が短いエッセイを音読し、教材を見ずに耳だけで聞き取ります。
その後設問に答え、本文を要約をします。本文の要約は簡単ではなく頭で組み立てて自分の言葉に置き換えることにはかなり苦戦しますが、これもマンツーマンだからこそできる授業内容です!
正直最初は、先生が言っていることが半分以上理解できなかったことがありました。
当然、先生の質問にも上手く答えることはできませんでした。
その時は、「自分の単語力が無いからなんだ」と思っていて単語の勉強に力を入れていました。もちろんそれも要因の一つだったと思います。
ですが、それだけではなく実践経験の少なさが根底の問題としてありました。
日本ではほとんど座学ばかりで、バランスの取れていなかった英語の勉強を今までしてきた私にとってこれは大切なことでした。
言っていることが理解できなかった先生の授業を、先日4週間ぶりに受ける機会がありました。
白々しい感じに思われるかもしれませんが、本当にその先生が何を言っているかがほとんど理解できるようになっていたんです!
このような結果が得られたのは実践経験を重ねたから、そして、リスニングとエッセイの要約の授業を通して、英語を聞き取る「コツ」を掴めたからなのだと思っています!
④フィールドワーク&プレゼンテーション
Acti-LABO特有の授業として、フィールドワーク(課外授業)を毎週火曜・水曜の午後に行います。
町に赴き、インタビューを行うことで暮らす人々の生の声を聞けるので、ネットでは得られないようなフィリピンの文化や社会問題に対する収穫がたくさんです!
英語のプロフェッショナルの先生とは違い、町の人達は分かりやすく発音してくれたり、もしこちらが分からない単語があったとしても簡単な単語に言い換えてくれることはありません。
また、こちらの発音もクリアでないと聞き返されてしまうことも度々。
改めて、発音の大切さを感じました。リアルな英語と向き合える、フィールドワークは非常に実践的な授業なのです!
1週目・初めてのフィールドワークでは、私の言葉をなかなか聞き取ってもらえず先生の力を借りることが多かったです。
同じ言語を話しているはずなのに意思疎通ができていないことが悔しくて、午前中のマンツーマンの授業ではますますリスニング力、特に発音の矯正に力を入れるようになりました。
そして、フィールドワークで得た情報を元に、毎週金曜日に皆の前でプレゼンテーションをします。
本番前の担当の先生との発表練習で、発音の矯正が必要な単語のアドバイスをもらい、そこを重点的に自己練習して本番に望みます。
プレゼンテーションをするということは、自分の英語を他の生徒や普段授業を受けていない先生などたくさんの人に自分の英語を聞いてもらえる絶好のチャンス!
私は、授業でも課題としてあげられている「r」「l」の発音を特に意識しました。
発表後には先生からの鋭い質問が飛んできます。
時には日本語でも答えるのが難しい質問もされます!(笑)
プレゼンテーションは練習して備えていくことができますが、質問の答えは練習していけません!おかげでアドリブ力が身につきました。
また、プレゼンテーション後には先生からのフィードバックがもらえます。
私にとってこれがすごく大切な役割をしていました。
何故なら、プレゼンテーションは毎週行うため、改善のチャンスがあるから。
そのため自分の弱いところ、伸ばせるところを把握しておくことはスピーキング力向上のための大切なプロセスになるからです。
私の場合、やはり発音の部分の評価が低かったため、先生にフィードバックで指摘された単語を発表後に自分で復習するようにしていました。
このような実践的な授業では、いかに主体性を持って授業に取り組めるかが鍵だと思うんです!
「スピーキング力を上げたい!」という熱望が空回りしないよう、
授業中に散らばっているありとあらゆるスピーキング力向上のチャンスを逃さぬよう、
常に前のめりで授業を受け、吸収しています!!
3. 授業外でも!スピーキング力アップのためにやっていること
授業以外でも、永続的なスピーキング力を身につけるために取り組んでいることが3つあります。
「お気に入りの英語の歌を覚える」
実はフィリピンではカラオケが流行っていて、よく「今度カラオケに行こう!」と言われます。
いつ誘われてもいいようにフィリピン人が分かる英語の曲を覚えておこう、というのが始まりでした。
洋楽のアーティストは、良い英語の発音の先生です!洋楽のバリエーションと共に英語のフレーズのバリエーションを増やすことができます!
「なんでも英語で言ってみる」
自分の身の回りのこと、目に入ったものについて英語で言ってみましょう。
私は出かけた時に英語が出てこなかった単語を携帯のメモアプリを使ってメモしておき、家に帰ってから調べる、というルーティーンを作っています。
自分の身の回りで起きたことや自分自身のことは頭の中に入って行きやすいはずです!
また、Acti-LABOには可愛い可愛いワンチャンがいます。
休み時間や空き時間によく一緒に遊びます。その際に日本語でなく英語で話しかけるようにしています!気を抜くとすぐ日本語が出てしまう私にとってリラックスしながら英語を喋るいい機会となっています♪
「フィリピン人の友達を作る」
大切なのはとにかく英語を話す機会を作ることだ!思い、現地のお友達作りを頑張っています!フィリピン人の人懐っこさにすがりましょう。
フィリピン人はSNSをやっている人が多く、特にInstagram・Facebookの交換は簡単にできますので、持ってない人はアカウントを作っておくとコミュニケーションの幅が広がるかもしれません!
こんな実体験がありました!
フィールドワーク中にインタビューした18歳の女の子がなんとこの夏から日本に留学予定とのこと!日本のことを教えてもらいたいと連絡が来て、放課後にカフェでたくさんお喋りをしました。
日本に興味を持ってもらえること自体とても嬉しいことですし、
英語で日本のことを紹介するのも楽しかったです。彼女とは未だにFacebookで連絡を取っていて、日本でもう一度再会する約束もしています!なんだか素敵ですよね!
4. スピーキング力が伸びたからできた、新たな目標
スピーキング力を上げることを目標に、発音を特に意識して実践的な授業に取り組んできた2週間の中で、今まで考えたこともなかったような人生の目標がいくつかできました。
それは、「外国人に日本を案内する」、更には「通訳になる」ということ。
そう思うきっかけとなった経験があります。
バコロドにある国際NGO団体のフィリピン支部をActi-LABOの先生と生徒と見学させてもらう機会がありました。
そのNGO代表の方は日本人で、たくさんの興味深いお話を聞かせてもらいました。が、その際の言語が日本語だったため、Acti-LABOの現地の先生は言葉が分からず困惑していました。私はそのことに気付き、代表の方に教えてもらった知識をできるだけ先生に伝えようと通訳を試みました。
今まで、外国人とは表情だったり身振り手振りでしか会話できず、深いコミュニケーションを取れなかった私にとって、先生が「あーなるほどね」とリアクションをしてくれたことがすごく嬉しいことでしたし、自分の成長を感じた瞬間でした!!
英語力はまだまだですが、留学前の自分だったら口から英語を発することに臆していたでしょうし、ましてや英語ペラペラの先生に対して通訳することなんて決してできなかったと思います。
5週間のフィリピンでの勉強を通して、こんな風になっている自分がいるなんて思いもしませんでした。
冒頭で述べたように、私が英語の勉強を始めたきっかけは「世界中の人たちと深いコミュニケーションを取れるようになりたい」という思いから。
それは今も変わりませんが、それに加えて、「自分が良いと思ったものを他の人に広めたい」という思いが強くなりました。
私は海外旅行に魅力を感じていますが、それと同じくらい日本という国にたくさんの魅力を見つけています。英語が話せるようになれば、私が見つけたたくさんの魅力を、国内だけでなく海外にも広げることができる!それって、とっても素敵なことだなぁ、そう思ったんです。
国際NGO団体での見学はもちろん、日本留学予定の女の子との出会いも、私にそう思わせてくれた大きな要因の一つでした。
日本の外に足を運んだことで、こんな素敵な出会いが私を待っていたのです!
5. まとめ
このようにして、スピーキング特化・実践型の授業を受けたことで、自分の英語への取り組み方自体が大きく変化しました。
自分の生活そのものもスピーキング特化・実践型にシフトさせていこうという意欲が湧きました。
また、正直フィリピンに留学するまで特に発音の練習はそこまで重要視していませんでした。
単語さえ分かっていれば伝わるだろう、と心のどこかで思っていたのです。
実際に英語を話す環境に身を置いてみて初めて、自分の英語が完全に伝わらないこと、スピーキング力を伸ばすことと発音の矯正が深く結びついていることに気づきました。
そして、自分の英語が伝わり、外国の人とコミュニケーションが取れることの喜びを知れたことで英語への取り組み方も前向きになったことが、間違いなく今回の留学の一番の財産になりました。
日本の英語教育では答えを求められますが、いざ英語を使うとなると、答えはありません。
スピーキング力を伸ばすには、自分の思いをいかに英語に乗せて「相手に伝えようとするか」という前向きな姿勢が大切だということが分かりました。
皆さんもぜひ「自分だけ」の留学経験を見つけてくださいね。
最後に日本でもよく知られている有名な諺を、英語で紹介したいと思います!
「There is no rose without a thorn」
楽あれば苦あり(=トゲのない薔薇はない)
おしゃれな言い回しですね。良かったら使ってみてください!♪
苦い経験の先には、きっと輝かしい未来が待っています!
ではまた次回!:)
後悔のないフィリピン留学を!