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フィリピン留学レポ|フィリピンの最新農業ビジネスを調査せよ![フィリピン留学新聞26]

 
皆さん、はじめまして!
Acti-LABOインターン生のMiuです!:)
 

2週間、学生としてActi-LABOで英語を勉強し、
その後インターン生として当校で働いています。

学生とインターン生、双方の目線で当校の活動や
フィリピンの実情・有益な情報を皆さんにお届けできればと思います!
どうぞよろしくお願いします!
 
 
今回は、実践型「机に座らない」英語学校 Acti-LABOの独自の授業の一つ、
フィールドワーク(課外授業)に密着した様子をお届けします!
 
 
 
 

目次

  1. フィールドワーク(課外授業)とは?
  2. シーフード・レストランで釣ってみた
  3. オーガニック・ファームで食べてみた
  4. まとめ

 
 

1. フィールドワーク(課外授業)とは?

 
 
フィリピンで自分が気になる「テーマ」を先生と相談して決め、
実際に街に赴き、それについての調査・インタビューを行います。

 

「英語がうまく喋れないのに、インタビューなんてできるかしら?」と思っている人、
大丈夫です。
先生が全面的にサポートをしてくれます。

テーマは人それぞれ!
例えば、フィリピン人のパーソナリティ「幸せ」とは?「家族」とは?
について調べる人もいれば、フィリピン人にとってバナナとは?
フィリピンのゲイについて、といったコアなテーマを扱っている人も・・・!
 
 

以前のフィールドワーク記事はこちら♪

フィリピンにもキラキラネームの波到来|フィリピン人の名前と由来を調査せよ[フィリピン留学新聞5]

テーマは週ごとに設定するので、毎週全く異なるテーマを扱う人もいれば、
同じテーマを細分化してより深く調査している人もいます。
 

みなさんは、フィリピンで何を調査したいですか?
 
取り組み方は人それぞれ。
インターネットでは知ることのできないフィリピンのあんなこと、こんなこと、
自身の目で確かめることができるのがフィールドワークの魅力なんです!
 
 

Taigaフィールドワーク
さて、今回フィールドワークにお供させてもらうTaigaくんのテーマは、
「フィリピンの農業ビジネス」について

Taigaくんは日本の大学で農業のサークルの部長を務めており、
フィリピンにおいても農業に興味を持っているそう。

そんなTaigaくんと一緒に、フィリピンの農業ビジネスの今を見つけに行ってみましょう!

 
 

2. シーフード・レストランで釣ってみた

5年前にオープンした、「MCC seafood restaurant」は学校から車で約15分。

こちらのレストランは池が隣接しており、なんと自分で釣った魚をその場で食べることができちゃうんです!
アミューズメント性があり面白い!
 
 

実際に魚釣りを体験させてもらいました。
 
餌はミミズを使用し、材料費等のコストがほとんどかかっていないため、
低コストハイリターンのビジネスです。
 
 

釣り初心者のTaigaくんでも、10分もしないうちに魚を釣り上げることができました!

この魚はティラピアという熱帯魚で、フィリピン人に最も愛されている(?)魚。

環境への適応能力が非常に高いため、下は10℃から、上はなんと40℃とお風呂の
お湯並みの温度でも生活できるという生命力!
そんなティラピアは繁殖力も非常に高いため、育てるのが容易なんです。
 
 


釣った魚はその場で調理してもらえます!
 
自分で釣った魚を食べるというのは、なんだか特別感がありますね。
Griled(焼く) Flied(揚げる) Steamed(蒸す) Boiled(煮る、スープにする)
と数多くの調理法の中から好きなものを選ぶことが出来ます。

今回は、Flied(揚げる) Steamed(蒸す)の2種類をセレクトし、食べ比べ!
 
 
さてお味は・・・?

Taigaくんは揚げた方がお気に入りで、熱帯魚の割に生臭くないことに
驚いたそうで美味しそうにパクパク食べていました!
 
 

釣った魚をおいしくいただいた後は、レストランの女性オーナーにインタビュー。
 

「このような、アミューズメント性を持ったレストランを作ったのはなぜですか??」

オーナーShellyさんは料理が得意で、夫が漁師。
ということから、両者の得意分野を活かせるレストランを作ったそうです。

「簡単な一工夫で独自のサービスを提供しているそのアイデア力が素晴らしい!」
とTaigaくんも感心していました。

漁業とサービス業を組み合わせた、独自の農業の形を提供するShellyさん。
彼女の願いは、レストランにもっとたくさんの人がくること。
そしてこのレストランでの活動を通してもっとたくさんの人に漁業に親しみを持ってもらうことだそうです。
日本人がこうやって興味を持って訪れてくれることが嬉しい、と言ってくれました。
 
 

3. オーガニック・ファームで食べてみた

 
続いて訪れたのは、「Fresh Start Organic Farm」
学校から約20分の場所にあります。
 
 

こちらの農園は、なんと全ての作物がオーガニック!

日本ではオーガニック農園が注目されていますが、
フィリピンでも人体への健康を意識したオーガニック農園が近年増加しているそう。
フィリピンにオーガニック農園のイメージはなかったため、驚きました。
 
 

先述の通り、ここの作物は全てオーガニック、無農薬のため農園見学中に
ほとんどの作物をその場で味見させてもらえました。

「こんな野菜、見たことない!!」

日本では見ることのできない熱帯の作物に大興奮のTaigaくん。
農業に詳しいTaigaくんでさえ、見たことのない作物がたくさん栽培されています。

 
 

こちらはキャベツ。
私の手と比べても、かなりサイズが小さいものが多いですね。

フィリピンでは直射日光が強すぎるために作物が十分に育たないこともあり、
小ぶりの野菜が多くなるんだそう。
また、雨季の期間が非常に長いため(6月〜11月)、作物を育てる際に十分な注意が必要だそうです。
 
 

こちらが、当農園オーナーのAnさん。
幼い頃から農業に携わってきたそうです。
 
 

直射日光が強すぎる、雨季に作物が育たない等の厳しい環境の中で、その地に適した作物を選び、栽培方法に工夫をして多種多様な作物を育てているとのこと。

「野菜の栽培以外で、企業として取り組んでいることはありますか??」

Anさんの農園では、作物を育てて出荷するだけでなく、
バコロドのショッピングモールにオーガニック・カフェ「Fresh Start Organic Cafe」を作り、当農園の作物を使った料理を提供しています。
また食物以外にもオイルの商品化を図ったりと、
戦略的な取り組みを行っている農園であることを話してくれました。

「日本では普及していない企業化した農業の見学ができたことが、フィリピン滞在中の貴重な経験の一つになった!」とTaigaくん。

 
 

3. まとめ

 

今回のフィールドワークでは、
元来の型に捉われない新しい農業ビジネスの形を作り出し、奮闘している農家さん達の生の声を聞くことができました。

現地の人の生の声を聞くことで、フィリピンの農業ビジネスが新しい道を切り開いている、といったネットでは知ることのできない情報を得ることができました。

フィールドワークは、自分のアイデア次第で、幾らでも可能性を広げることができるものです。
座学では決して得られない経験や刺激を受けることができるのがこの授業の魅力です。
何事にも通じることですが、自分の意欲次第で受け取るものの大きさは変わっていきます。

自分のテーマ・目的を持って望むことでより充実した留学生活になるかもしれませんね!
 
 
 

では最後に、私の座右の銘で締めたいと思います。
「If you run after two hares, you will catch either.」
(二兎を追って二兎を得る)

自分で限界を定める前に、とにかく行動。何事にも貪欲に。
これが私の長年のモットーです!

ではまた次回お会いしましょう!:)

 
 
 
 
 

後悔のないフィリピン留学を!


 

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Miu

都内の大学生。右目の下の2つの泣きぼくろがチャームポイント。インドへ行ったのをきっかけに海外が大好きになり、世界中に友達を作るべく休学して海外を周遊中。趣味は食べることで、三度の飯よりメシが好き。持ち前のメンタルの強さを活かしてインターン生として奮闘します。 フィリピン留学に関してご質問、ご相談等ございましたらこちらまで。 info.actilabo@gmail.com
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