最終更新日 2024年06月04日 by Actilabo
こんにちは。
Acti-LABOのSayoです!(*´ω`*)
今回のテーマは「フィリピン留学中の通信事情|現地SIMカードの使用方法徹底解説!」。です。
いまや私たちの生活に欠かせなくなったスマートフォン。
日本ではいつでもどこでもインターネットを使えることが当たり前ですが、
海外へ行く場合はどうやってデータ通信をすればいいか悩む方も多いと思います。
留学中でも、日本との連絡や調べ物など、インターネット環境は必須。
できれば日本と同じ感覚で、スマホやタブレットをいつもどおりに使いたいですよね。
そんな皆さんのために!
気になるフィリピン留学中の通信事情|現地SIMカードの使用方法徹底解説!していきます。
皆さんのフィリピン滞在が素敵なものになるよう、快適に過ごす方法をご紹介します!
フィリピン留学お役立ちコラム①現地乗り物編はコチラをチェック♪
目次
1. フィリピンの通信事情
2. 留学中、どうやってネットにつなぐ?
①学校・カフェなどで提供されているフリーWi-Fiを使う
②海外で使えるポケットWi-Fiを契約する
③現地のSIMカードを使う
3. プリペイドSIMカードの購入・使用方法
①SIMカードを購入する!
②プリペイドカードを購入する!
③購入したプリペイドカードをロードする!
④プリペイドのプランを選択する!
4. まとめ
1. フィリピンの通信事情
日本は、世界の中でもネット整備が進んでいる国の1つです。
電波の届く範囲が広いだけではなく、ほぼ不自由ない安定した通信速度を保っているネット先進国でしょう。
しかしフィリピンではまだネット環境が整っておらず、正直便利とは言えません。
光ファイバー高速通信が主流となっている日本に比べて、フィリピンではネット通信はまだまだ贅沢品。
今もDSLのような旧来型システムを使い続けている地域がほとんどで、フィリピン全土で安定した回線が使えるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。
さて、そんなフィリピンに実際に留学している学生さんは、
現地でどのようにして通信しているのでしょうか?
フィリピン留学中のネット使用方法は、大きく3つのパターンに分けられます。
②海外で使えるポケットWi-Fiを契約する
③現地のSIMカードを購入する
2. 留学中、どうやってネットにつなぐ?
①学校・カフェなどで提供されているフリーWi-Fiを使う
ほとんどの語学学校では無線インターネットが使えます。
Acti-LABOでも高速Wi-Fiを採用しており、クラスルームからゲストルームまで学校施設全域をカバーしていますので、
ノマドワーカーやフリーランスの方も仕事しながらの留学が可能です。
また、空港やホテル、市内のカフェやレストランなど公共の場の多くでも無料Wi-Fiが提供されています。
速度が遅い場合もありますが、日本とは違い外出先でも無料Wi-Fiに恵まれているので、
短期の留学(1〜2週間程度)の場合や、ネット使用頻度の低い方は、
学校やカフェのWi-Fiだけでも十分と言えるでしょう。
無料Wi-Fiはお金もかからず利用しやすいのですが、
その一方で、提供されている場所でしか使うことができないのがデメリット。
その場所から離れてしまうと、通信は切れてしまいます。
そのため、長期留学(1ヶ月〜)の方や、留学中いつでもどこでもネットを使いたい方には、ポケットWi-Fiや現地SIMカードの購入をおすすめします!
②海外で使えるポケットWi-Fiを契約する
ポケットWi-Fiとは「モバイルWi-Fiルーター」のことで、この機器を介してスマートフォンやタブレット、PCなどをインターネットに接続できます。
日本であらかじめ購入またはレンタルして行くか、フィリピン現地で購入することも可能です。
学校やカフェのWi-Fiスピードを気にすることなく使えますし、
スマホだけではなくタブレットやパソコンなど複数機器を接続するなら、利用価値は高いと言えるでしょう。
【日本で購入する場合】
楽天やAmazonなどで購入し、現地のSIMカードを入れて設定します。
設定には手間や時間もかかるので、結構大変です。
またショップの定員には英語で色々と説明する必要もあるため、海外慣れしていないと難易度も少し高くなりますね。
【日本でレンタルする場合】
フィリピンに到着した瞬間から帰国するまで使用可能で、面倒な設定もなく、初心者にもオススメ。
しかし通信コストは高く、1日数百円以上かかります。
短期留学であれば良いですが2週間以上の滞在となると、現地でポケットWi-FiまたはSIMカードを購入するほうが断然オトクです!
【フィリピンで購入する場合】
大型のショッピングモールなどで購入可能です。
ポケットWi-Fi本体とSIMカードがセットで販売されており、購入したキャリアで設定もお願いできます。
キャリアによりますが、本体価格は5000円程度、通信費は1ヶ月1000ペソ(約2000円)程度。
SIMカードを入れ替えれば他の国でも使えるので、後々海外旅行などで使うとすれば、十分に元はとれるでしょう。
③現地のSIMカードを使う
普段使っているスマートフォンのSIMカードを一時的に抜き、フィリピンのSIMカードを差し替えることで、Wi-Fiのない場所でもどこでもネット通信が可能になります。
そのためには、まずはお手持ちのスマホが「SIMフリー」である確認が必要。
「SIMフリー」とは・・・?
SIMフリーとは、自分の携帯のキャリアに関係なく、どの通信業者の電波も利用できる状態のこと。
日本のスマホの多くは携帯を購入したdocomoやauのような通信会社によって、SIMロックがなされています。
このSIMロックを解除しない限り、他の通信会社の携帯は使えないようになっているんですね。
SIMロック解除はネットでも簡単にできますが、
フィリピン入国後スムーズに通信できるよう、出国前にあらかじめSIMロック解除を行っておくことをオススメします。
また、お持ちのスマホがSIMロック解除対象外の方や分割払いが終わっていない方は、SIMロック解除ができません。
その場合は、現地で安い携帯電話が最安2000円くらいから購入できますよ!
ではここからは、現地でSIMカードの購入方法、使用方法を見ていきましょう!
3. プリペイドSIMカードの購入・使用方法
フィリピンでの三大通信会社は、smart、globe、SUN。
日本で言うdocomo、au、Softbankのような会社で、どのキャリアのSIMカードも使用できますが、それぞれ電波状況が違います。
バコロドの留学生にはglobeを使っている方が多いように感じますので、
ここからはglobeを例にご紹介していきますね!
用意するものは、SIMフリーの電話端末、SIMカード、プリペイドカードの3種類。
①SIMカードを購入する!
SIMフリーのスマホをすでにお持ちの方は、まずはSIMカードを購入しましょう。
フィリピンに入国してすぐ、マニラ空港で購入可能なんです!
空港で購入しそびれたり、どれを買ったらいいのか不安な方は、
学校に着いてから近くのショッピングモールやスーパーでも購入できますよ。
②プリペイドカードを購入する!
SIMカードを購入して携帯に入れたら、次はプリペイドカードです。
日本では毎月定額の通信量を払いますが、フィリピンでは携帯電話の通信はプリペイド式(使いたい分だけ料金を事前に支払う)が一般的。
自分が使いたい料金分だけの「プリペイドカード」を買って、前もって使う分だけをロード(チャージ)しておきます。
プリペイドカードは前払い用のカードのこと。
必ずSIMカードと同じ通信会社のプリペイドカードを買いましょう。
こちらもモールやスーパーで、100ペソ(約200円)単位で簡単に購入できます。
では、何ペソ分のプリペイドカードを買えばいいのでしょうか?
後ほどプランについてもご紹介しますが、まずは100〜300ペソ程度購入しておくのが良いでしょう。
足りなくなってもまたすぐに買い足すことができますので、ご安心を。
③購入したプリペイドカードをロードする!
では、globeのプリペイドカードを例にして、ロード(チャージ)する方法をご紹介しましょう!
まずは裏面のスクラッチをコインで削ります。
左が「10桁のカード番号」、右が「6桁のPIN番号」となります。
「*143#」にコール。
表示が切り替わり、案内が出てきますので、「2. My Account」を選択。
さらに「3. Load call card」を選択したら、
左側の10桁のカード番号を入力、続いて右側の6桁のPIN番号を入力します。
ロードが成功したら、テキストメッセージでglobeの「8080」という番号からSMSが届きます。
これでロード完了! 簡単ですね!!
また、サリサリストア(フィリピンのコンビニ)では、
プリペイドカードを購入しなくても携帯番号を伝えるだけで、直接ロードしてくれるお店もあります。
フィリピンのローカルコンビニ「サリサリ」とは?
④プリペイドのプランを選択する!
SIMカードも入れ、プリペイドもロード完了!
続いては通信プランを選択して設定していきましょう。
これをしないと、ロードしたお金がドンドン減ってしまいますよ!
globeの通信プランは従量制や定額制などたくさんありますが、
今回は使用頻度の高い、globeの従量制プラン「GoSURF15」の設定をご紹介します。
まずはロード時と同じく、「*143#」にコール。
表示が切り替わり、案内が出てきますので、「5. Surfing」を選択。
プラン一覧が表示されたら、「1. GoSURF」を選択しましょう。
GoSURFプランのメニューが表示されますので、今回は「1. GoSURF15」を選択。
表示が切り替わり、プランの内容確認画面になりました。
GoSURF15は、容量100MGを2日間で使えるプラン。
このプランでOKなら、「1. Subscribe」を選んで完了です。
こちらも最後に、テキストメッセージでglobeの「8080」という番号からSMSが届きます。
これでプランの設定は完了です。
このメッセージに有効期限も記載されています!
GoSURF15の他にも、容量と日数に合わせてプランを選べますが、
他のプランも基本的に設定方法は同じです!
4. まとめ
いかがでしたでしょうか?
海外へ行く際に必ずと言っていいほど避けては通れないのが携帯事情・通信手段。
日本の高速インターネット環境に慣れている人にとって、
フィリピンの通信事情は最初は戸惑うことがあるかもしれません。
ただし、今回ご紹介した「プリペイドカードの買い方」や「ロード方法」を一度経験してみると、思ったよりも簡単にできることがわかると思います。
現地でのポケットWi-FiやSIMカードの購入は必須とは言い切れませんが、
あればとても便利で、実際に利用している方がほとんどです。
快適なネット環境を整え、ストレスフリーの留学生活を送りましょう!
実際にバコロド留学を考えている人、
移住を考えている人や休暇に来られる方、
これからもお役立ち情報を書かせていただきますので、乞うご期待!
Thank you so much for reading! XD
後悔のないフィリピン留学を!