フィリピン留学での移動手段を徹底解説|現地乗り物を使いこなせ![フィリピン留学新聞1]

最終更新日 2020年01月24日 by Actilabo

こんにちは!
Acti-LABOのSayoです!(*´ω`*)
 

突然ですが、皆さんは普段、どんな交通手段を使って移動していますか?

毎朝 出勤する時、登校する時、買い物に出かける時、外食する時・・・
電車やバスなどの公共の乗り物?
自家用車を運転?
はたまた自転車や、歩き?
 

日本では、電車やバスが時間通りに走っているので、日常の移動手段としてそれらを利用している方も多いと思います。
ではフィリピンでの移動手段には、どのようなものがあるのでしょうか?

今回は皆さんがフィリピン留学中に、日常的に乗ることになるだろう乗り物5つ
ご紹介したいと思います!
 
 
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目次

1. フィリピンの交通事情って?
2. バコロド市内の交通手段
【その1】ジプニー
【その2】トライシクル
【その3】バス
【その4】タクシー
【おまけ】トライシカッド
3. まとめ
 
 

1. フィリピンの交通事情って?

交通渋滞

まずは、フィリピンの交通事情から見ていきましょう。

フィリピンの交通事情、ハッキリ言って「劣悪」です。
経済が急成長している東南アジアの国々ではよく見られますが、とにかく車やバイクが多い。

人口が増え続けているフィリピンでは、2025年にマニラは世界で一番人口の多い都市になるとも言われています。
人口が多いということは、毎日移動する人間も多いわけで、
平日の通勤・通学、帰宅ラッシュはもちろんそれ以外の時間帯も、ひどい交通渋滞が続いています。
二車線のはずの道路が、時には三車線四車線になることも。

人口増加と共に車やバイクの台数が増えているのにも関わらず、交通インフラが整わないのが大きな原因の一つだと言えるでしょう。

また、フィリピンの車というのは日本と違って排気ガスの規制が非常に緩いので、
車から真っ黒な排気ガスがモクモクと出ているのをよく見かけます。
外で息を吸い込むことで、真っ黒なガスが自分の肺に入ると想像すると、ゾッとしますね。

都会のマニラには地下鉄が運行していますが、Acti-LABOのあるバコロドには地下鉄はありません。

では、バコロドではいったいどんな乗り物が普段の移動手段になっているのでしょうか?
さっそくご紹介していきましょう!
日本では馴染みのない乗り物も登場しますよ♪
 
 

2. バコロド市内の交通手段

【その1】ジプニー

おしゃれジプニー

現地の方が最もよく使うと言われている移動手段、ジプニー。

米軍の使っていたジープを、荷台に長いすを取り付け、そこに10人~20人位の乗客が座れるように改造した乗り物です。
決まった路線を走っており、日本の市バスに近いという印象。
しかしわかりやすいバス停はなく、乗りたいところで乗って降りたいところで降りる、とっても便利な乗り物!

定員は20人程度ですが、常に定員をオーバーしてギュウギュウな車内。
隣の人と密着して座るので快適さには欠けますが、料金が安いので節約したい人にはオススメです。
ジプニーの乗り方は簡単♪

まずはジプニーの車体に書かれている行き先を確認します。
バコロドには「BATA」「MANDALAGAN」などなど様々な行き先のジプニーが走っていますので、
自分の行き先のジプニーが来たら乗り込みます。

このジプニーで合っているかわからない時は、乗る前にドライバーさんに聞いてみましょう。
英語初心者の方もご心配なく!
「◯◯?」と、行き先を単語で聞くだけで、「◯◯へ行きますか?」という意味になります。

現地のフィリピン人でさえもジプニーのルートはわかりづらく、このように聞いている姿がよく見られますので、外国人だからといって恥ずかしがる必要はないですよ(*´ω`*)
ジプニーのいいところは2つあって、1つめはやはりお値段。

初乗り8ペソ(約16円)から!
多くの場合このお値段でいろんな場所に行けちゃいます。

お金の支払いは乗ってから降りるまでに直接運転手に渡すのですが、
運転手から遠い場合は他の乗客がバケツリレーのような形で運転手に手渡してくれます。
現地語で「バヤッド」と言ってお金を渡しましょう。
お釣りリレーも同様に行われます。

バコロドでのほっこりモーメントの一つですね!
そして2つめは、好きなところで下車できるところ。
目的地が近づいてきたら、現地の言葉で「ルガーラン」と伝えます。
運転手に聞こえるように大きな声で伝えましょう!

安くて便利で楽しい現地の乗り物ジプニーですが、
ジプニー内では密着度が高いので、盗難の危険性もあります。
高価な物は出さない、貴重品はカバンにしまい、カバンはしっかり持っておくことを忘れないように!
 
 

【その2】トライシクル

トライシクル

トライシクルはオートバイの横に人用の荷台をつけたような乗り物。
主にバコロド郊外(ジプニーの走っていないエリア)で活躍します。

トライシクルがあるおかげで、地元の人は本当に歩きません。

2〜3kmの道のりから、5km以上の道のりまでそこそこ対応してくれるこのトライシクル、
市内の近距離なら8〜15ペソ(約16〜30円)。
そんなに安かったら歩かずにトライシクル乗っちゃえってなりますよね。笑

また、トライシクルで少し遠い距離の移動や往復送迎をお願いしたい時には、
行き先を伝えて、値段交渉をすることも可能です。

外国人の場合、少々高めの料金で言われることがありますが、
現地のドライバーとお値段交渉するのも海外ならでは!
トラブルにならない程度に、ディスカウントをお願いしちゃいましょう。
ところで、このトライシクル、最大何人乗りだと思いますか?
普通に考えると定員は5人だと思うのですが、
地元の人は荷台の屋根に乗ったりバイクの後ろに二人で乗ったり、とにかく座れそうな場所には座るので、8人乗り(ドライバーさんを入れると9人乗り)なんてことがざらにあります。

そして、トライシクルに乗る時は、荷台じゃなくてドライバーさんの後ろの席が断然オススメ!

一度この特等席に乗ってしまうと、風を切る気持ちよさと開放感がやみつきになり、
Acti-LABOの生徒さんは自分から好んでこの席に座る方が多いです。
少し危なっかしいのは事実ですが、バイクの後ろに横向きで座るなんて日本ではできない経験ですからね!

トライシクルは非日常的な乗り物の代表格であると言えるでしょう。
 
 

【その3】バス

バス

バスはおもに中・長距離移動の際に重宝されています。

フィリピンは、バスの交通網が発達しており、フィリピン各地をバスで移動できます。
なので、気軽にバス旅もできちゃうんですよ!

例えば、私たちの学校Acti-Laboがあるバコロドから200km以上離れた島、セブ島にもバスで行くことができます。
セブまではバスで7時間。
途中でバスごとフェリーに乗り、お隣のセブ島へ渡ります♪
飛行機に乗れば1時間で着きますが、景色を楽しみながらのバス旅も楽しいですよね!

またバスは長距離用だけでなく、短・中距離移動でも利用されています。

バコロド近郊の町からバコロド中心部にショッピングに行く際、バスを使うこともあります。
片道17ペソ(約35円)を車内で払う、またはターミナル出発であればチケットを窓口で購入してから乗車します。

せっかく日本から遠く離れたフィリピンに来たので、エアコンの付いていない狭いバスで地元の人と風を感じながらバスに乗るのもいい思い出ですね!

フィリピンのバスは、冷房が強く、冷蔵庫のなかにいるような凍える寒さです。
必ず、長袖や上に羽織れるものを持っていきましょう。
 
 

【その4】タクシー

フィリピンのタクシー

フィリピン滞在にまだ慣れていない時期や、
どのジプニーに乗ったらいいのかわからないような場合は、タクシーの利用もオススメです。

初乗り料金は約40ペソ(約80円)!
ジプニーやトライシクルに比べれば料金が高いですが、
それでも日本のタクシー料金に比べると破格の安さですよね!

マニラやセブなどの大都市と違い、バコロドのタクシーはぼったくりがほとんどなく安全なので、夜でも安心して乗ることができます。

近距離移動の場合はメーターを使ってもらい、少し遠い距離の場合は値段交渉して乗りましょう。
複数人で割れば1人当たりの料金が安くなり、ジプニーやバスよりも快適に移動することができるのでお得ですよ!

また、最近フィリピンで流行しているのが、「Grab」というアプリ。
スマートフォンのアプリを使って現在地までドライバーに迎えに来てもらい、
目的地まで乗せてもらうことができるという配車サービス(ライドシェアリング)です。

配車アプリといえば「Uber」が有名ですが、
2018年にUberが撤退して以降、東南アジアではGrabが最大手の配車サービスと言えます。

あらかじめGrabのアプリをスマホにダウンロードしておき、
スマホのGPS機能を利用することで自分の位置と最短距離にあるタクシーを検索し、手配します。
目的地までかかる時間と料金も乗る前に確認することができるのでとても便利。

土地勘のない場所でも、ぼったくりや乗車拒否といった不安要素がなく利用できるので、
現地で大活躍するサービスです!

フィリピン留学に来る際には、ぜひアプリを入れておくことをオススメします!
 
 

【おまけ】トライシカッド

トライシカッド

先程、トライシクルについて説明いたしましたが、
こちらはトライシカッド、自転車の横に人用の荷台をつけたような乗り物です。

このトライシカッドは歩いて行くには遠いけど、トライシクルに乗るには近すぎるという時にピッタリな乗り物です。
気になるお値段も5ペソ(約10円)〜と、格安!

フィリピンはとにかく暑いので、
日本人だったら歩くであろう距離でさえ乗り物に乗ることも無理もないのかもしれませんね。

でも、暑い中汗を流しながら自転車を漕ぐおじさんに申し訳無さを感じ、
少し多めに払ってあげたくなるのは私だけでしょうか。。(;´∀`)
 
 

まとめ

交通事情

いかがでしたでしょうか?

フィリピンには多くの移動手段があり、移動距離によって乗り物を変えています。

Acti-LABOのある住宅街からちょっとそこまでお買い物に行く時はトライシクル。
週末にバコロド中心部へお出かけしたい時はジプニーや、バス。
また長距離のバス旅を楽しみたい時は、バスに乗ります。

留学をしている日本人からすると、
こんなに安く色々な場所に行けることや、歩かなくてもいいことは時短にもなりますし、
とてもありがたい事ですね。

ただ、どの乗り物も運賃が安いぶん、お釣りを用意していないドライバーも多いです。
大きなお金で払って、お釣りがもらえない・・・という事態にならないよう、
乗り物に乗る時は必ず小銭を用意しておきましょう。

フィリピンの乗り物をマスターして、留学生活をよりオトクに充実させましょう!

Thank you so much for reading!
 
 
 
 
 
 

後悔のないフィリピン留学を!

実践型「机に座らない」英語留学

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Sayo

アクティラボのへなちょこ女社長です。フィリピン・バコロドにて英語留学、語学学校スタッフ勤務、フィリピン一周旅行、1年間のバコロド沈没生活を経て、アクティラボ実践型「机に座らない」英語学校を開設。現在はフィリピンと日本を行ったり来たりしています。